変化と不変の入り乱れ
東方変形葉29話「久しぶりの月面旅行」
[1/4]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
やっと起きた人形たちを連れて家に戻り、月へ出かける準備をして、謎の水晶を手に取った。
「これで、空間の変化をいじればいいんだよな?・・・ふんっ」
と、念をこめると、そこには海が広がっていた。ああ、間違いない。ここは月だ。
「さて、あの建物はどこだったか。」
「わ〜っ!ここどこ?ここどこ?」
「どこどこ〜?」
人形たちが興味津々にあたりを見渡していた。
「2人とも、ここは月だよ。」
「へえ〜、こんなところなんだ〜。」
「すご〜い!」
さて、高速で飛びまくって見つけるか。人形たちが飛ばされないように腕でしっかりと抱え込む。
「わ〜い!裕海様に抱かれた〜!」
「わ〜い!」
「2人とも、落ちないようにね。少し飛ばすよ。」
“速度の変化”の結界を周りに張る。そして新幹線ぐらいの速さで飛ぶ。しばらく飛んでいると、見覚えのある建物を見つけた。ここで間違いはない。
「よし、降りよう。」
門の近くに降りると、声をかけられた。
「何者だ!」
なんかの映画で見たビームソードを構えてきた。さすが月。高度技術は相変わらずだな。
「ここの月のリーダーの友人、葉川裕海だ。」
門番の人は納得した顔をしたが、ビームソードはしまわなかった。
「ふん、この前貴様にあっさりとやられてしまったからな、一戦交えろ。」
「え〜、めんどくさいな。2人とも、ちょっと待ってて。」
「は〜い!」
「がんばって〜!」
さて、面倒だからすぐに倒す。
「せいやー!!」
と、ビームソードは俺に向かって伸びながら攻撃してくる。
「“威力の変化”」
さて、次はスペカを出す。振りかざしてきたビームソードをかわし、スペルカードを唱える。
幻覚「妖しき火に誘われた妖鳥」
光弾が俺目掛けて飛んでくる。そしてこの弾は、威力の変化をいじったことにより強化ガラスにひびがいく程度の威力になっている。まあ、そのこともあって弾の数はeasyモードにしているけど。
「なっ!?かわされた!!なっ!?ぐあああああああっ!」
ふう、終わった。
「騒がしいわね、どうしたのって裕海だったの。もう少し手加減しなきゃだめよ?」
奥から依姫が現れた。
「久しぶり、依姫。結構手加減したんだがなあ。まあいいや、遊びに来たよ。」
「きっとお姉様とレイセンも喜ぶわ。さあ、遠慮なく中に入って。」
「ああ、2人とも、もう出てきていいぞ。」
俺の呼びかけにすぐに人形たちが出てきて抱きついてきた。
「・・・その人形は?」
依姫はかなり驚いていた。まあ、無理もない。
「俺の可愛い人形たちさ。さ、2人とも、自己紹介して」
少し省略する。
そして自己紹介を終えて中に入った。
「あっ、裕海さん!ひさしぶりですー!!」
と、よこからうさみみが抱きついてきた。連鎖するようにしてたくさんのう
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ