2部分:第二章
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を向けることもしない。ずっと天井を見上げたままである。
「このままでいいです」
「ですがそのままですとリハビリも」
「いいんです」
最早何もかもがどうでもよくなっていた。絶望は彼女の心を完全に捉えていた。
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