少年は剣の世界で城を上るようです 第六層
[3/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
?wwww』っと。」
「正にそれな。さっきと立場が逆転したなぁ、女王様よぉ!」
「・・・気をつける。こうげき、わからない。」
「アリアちゃんの言う通りだぞ!気を抜くな!」
ボスを煽ってスッキリしてみたが、アリアの言う通り今まであいつは一度も攻撃をして来なかったから、
攻撃パターンが一切分からない。さーて、どう出て来るか――
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!
『ァァァアアアアアアアアアッキィェァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!』
「「「ぉぉおあぁぁ!!?」」」
叫び声を上げて走って来た女王に驚き、戦略など全く考える事無く飛び跳ね避けをする。
さ、最初の攻撃がただの突進ってボスとしてどうよ!?初期層のイノシシ以来でびびったわ!
だがこうなった場合の攻撃は、糸吐きと後ろ手でのソードスキルくらいだと思うんだが・・・。
キィィィ――!
『ギ、ギィ………!』
そう思った矢先、最後部以外の六本の足が赤く光る。矛先が下を向いたままで槍のソードスキル?
両手槍・投擲槍熟練度MAXのノワールが使った事の無いスキル・・・ボス専用スキルなのか!?
ドウッ!
「飛ん――「全員離れなさい!!シュウ、キリト!飛ばすから六本全部迎撃するのよ!」
「良く分からんが了解!」
「あ、ああ!」
残りの二本と鎌腕を使って、飛行中よりも高い位置までボスが跳躍。
全員が迎撃しようと身構えたが、ノワールの喝に反応し広間の端まで離れる。
あそこまで焦るとはとんでもないスキルかと勘繰るが・・・言われた通り仕事しないとな!
「行くわよ!2・1!」
ドンッ!
「キリト!俺は右半分だ!」
「ったく、ボスのスキルを迎撃しろとか無茶言いやがるなぁ!」
キィィィィィィ――――!
冷や汗をかきながら、しかし俺と同じく獰猛な笑みを浮かべ、片手剣から眩い青いライトエフェクトを
放つキリト。こいつも好き者だな!そりゃそうか、こんなゲームのトップを好き好んで突っ走っているんだ。
狂っていないとやってられないよなぁ!
「ハッハァ、行くぜ!"色即是空-空"!!」
ザゥンッ!
「人に乗ってスキル撃つとか頭おかしいぜ…!"バーチカル・スクエア"!!」
ボボボボッ!
『ギィイイイ「叫んでいる暇があるのかしらぁ?"ディル・アーバレス"!!」
ズドォン!!
「"クライスト・クロス"!!」
ドズゥン!!
ァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーー!!』
俺の縦一閃、キリトの四連撃で六撃を受け切り、落ちて来るだけの的となった
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ