三話 もう一つの過去
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「やめた方が、いい」
星花は、少しだが怯えていた。
「大丈夫だって!行くよ!」
骸は、星花の言うことを素直に聞かず、狂乱月を引き抜いた
一瞬だが、腕がはち切れるように痛かった。
その瞬間、骸は奇声をあげ、刀を持っていない方の手で頭を抑え苦しそうにしている
「うう?????????ぉぁぁぁあ、ぬぐ????????来るな、入って???????く?????るな??うぁっぁ」
…なんだ?今…何者かに見られた…
「はぁ????はぁ、ごめんな、星花ちゃんの言うこと聞いときゃ良かったんだな」
骸は、冷や汗混じりの笑顔を見せる。
「お前、腕が痛いんだろ?正直に言え。」
とりあえず『厨二病かな?』と思ったので邪気眼(笑)が出てきそうな腕を心配した。
だが表情から察するに真剣か。
「えぇ、でもこの『夢想斬』も抜かないと、って言う使命感が不思議と沸き上がる一応聞く、抜くなと言う奴はいるか?」
俺にとっちゃぁどうでもいいことだ。
抜けとは、言わないが抜くなとも言わない。
お前で決めろ。
骸は、俺達三人を少し鋭くも使命感の満ちた眼で一見した。意見のあるものはいなかった
「じゃあ、行くぞ。」
夢想斬を引き抜いた。
次は、見られた感覚も痛みも無かった。
骸は先ほど同様くるしそうにしている
「うぁあ、かっは????????う???????うぅぅぅ」
そして幾斗も近くの草むらの方に向かい、腰を落として
「ぅぇえぇ...ゲホッ、ゲボッ....」
咳き込んだ。
「くはっ!....ケホッケホッ......ぉぇぇ」
また吐き気を催しているようだ。
せいかせんせー!!幾斗君と骸君が体調が悪いそうでーす。
…と言いたかったが自重した。
呼吸が段々、荒くなっていきじっとしていられなくなった。
「はっ????はっ??????はっ??????ふぅ」
刀を持っていた骸の腕には青い炎のような模様が宿っていた
骸はそれを見て絶句した。
「なんだこれ?しかも今までの感じは一体?」
すると幾斗が立ち上がり言った。
「これは、俺が説明するっきゃ無いな。妖刀の事は知らんが、その症状などから察するに、『世界線』が関わってるだろう」
−−−幾斗説明中−−−
「ほぉ〜ん」
骸は、理解したようだ。
その時、誰かの声が聞こえた。
「誰かいるんですか〜?」
聞いた感じ少女だと分かった
白髪で黒いリボンをして回りにフワフワ浮いた物体がある少女だった。
…?誰だっけ?こいつ…?
「マジ天使??????ねぇ、名前何て言うの?」
骸は食いぎみに聞いた。
「
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