暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
マクロスF
0682話
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といった違い――こっちにはゼントラーディを始めとした異種族もいるが――も色々とあるんだろうが。あぁ、それとSEED世界の時と比べて俺のレベルが上がったりPPで能力値を上げているからこそ、SEED世界の時よりも反応速度に対して不満を覚えているという可能性はあるか。

「あまりふて腐れる必要は無いだろ。今の不満がより技術の性能度合に影響してくると考えれば、逆に楽しみにしてもいいんじゃないか?」

 ギリアムが男臭い笑みを浮かべながら近寄ってくるのを横目に、小さく肩を竦めるアクセル。

「だといいんだがな。何度となく繰り返しているにも関わらず、反応速度の上昇は微々たるものだ。俺が満足出来るくらいまで辿り着くのはいつになる事やらな」
「……アクセル。一応言っておくが、一流のパイロットというのは与えられた機体で十分以上の成果を出すものだぞ。機体をパイロットに合わせるか、あるいはパイロットが機体に合わせるか。どっちが一流なのかは言うまでも無いだろう?」
「言いたい事は分かるが、ここまで反応速度に対して差があるとな」

 いや、寧ろこの場合は中途半端に俺の反応に付いてこられるというのが大きいのだろう。どうあっても俺の反応速度に付いてこられないというのなら、こっちもやりようはある。だが、中途半端に付いて来られるからこそ、いつも通りに操縦するように機体を動かし、その結果中途半端というのに足を引っ張られて僅かに及ばずに最終的には大きなミスとなる。
 先程のシミュレーションで最後の最後にガンポッド攻撃が外れたというのもその辺が原因なのだ。

「けど、最近のL.A.Iは色々と張り切っているというか、勢いがあるんだろ? その辺を考えると、それ程心配はいらないと思うけどな」

 俺とギリアムの会話を聞いていたミハエルがそう口を挟んでくる。

「らしいな。どうやらオズマ隊長やジェフリー艦長が持ち込んだ機体がかなりいい刺激になっているらしいな。しかも色々とL.A.Iの技術者には予想出来ないようなパーツとかがあって、そのおかげで今期や来期の収益はかなりのものになるらしい」
「ああ、そう言えば今は家の方でも色々と急がしいって言ってましたね」

 そう言いつつ視線を俺へと向けてくるミハエル。やはり色々と怪しいところのある俺を疑っているのだろう。それでも明確に口に出さないのは、オズマとジェフリーがある意味では俺の保護者的な扱いになっている為か。

「そう言えば、ミシェル。シェリルのライブチケットどうにかならないか?」
「は?」

 不意に出て来たギリアムのその言葉に、ミハエルが虚を突かれた顔をする。
 いやまぁ、それは無理も無いだろう。以前シェリル・ノームの件を聞いてからちょっと調べてみたが、もの凄い人気の歌手なのは明らかなんだから。
 それを
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