32話
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るものも多いのだよ。」
流石に、自分の事を引き合いの出されてはリュウセイも黙り込まざる負えない様でした。
そして、反論できないとわかると私に話し掛けます。
「おい、カイ。お前はどう思っているんだ。」
「そうですね、いまさらというモノを感じますが、私はジェイル・スカリエッティという男がどういう人種かわかっていました。それでも、彼の力が必要だった。それに彼は答えてくれています。そこには、確かに危険と思われる事もありました。無理やりされたわけではありません。ですから、感謝はしていますよ。余計な事をしなければね。」
「それは、仕方あるまい。私は知識欲の塊のような男だ。それを取っては、私は生きていけないよ。」
その言葉を聞いて、私はタメ息しか出ませんでした。
そして、リュウセイは下を向いて考え込みました。
しかし、これだけ禁止事項について話しているのにイングラム少佐とアヤは何も言ってこないのが、不気味に思えます。
そんな話をしていると今まで話を聞いていたライが声を掛けてきます。
「なるほど、念動力という特殊な力が今まで隠していたものの1つと言う事か。」
「そうですね、リュウセイ、アヤ、私とハガネに後2人ほど乗っていると思いますよ。まぁ、偽装が得意な方は知りませんが。」
「目覚めていないものの事もわかるなんて。」
原作知識でわかっている事なのですが、それ以外にも念動力で感知する事も可能となりましたから。
余計な物も見ることが出来るようになりましたかが、今まで抑えられていた力がようやく解放されたような開放感を感じています。
「なるほど、覚醒状態がかなり高いようだ。そこまでの感知能力あるなら間違いないな。君達が戦闘している場所から信じられないほどの念動力を感知した。そのうえに、君が把握していた念動力者全員が、力の高まりを感知している。戦闘の映像から緑の燐光を放った機体である事を予測したのだが、どちらかは確信を持つことが出来なかった。」
どうやら、探りを入れていたようですが、私自身、アーニャが誤解されて襲われたりするよりよいので話せば、証拠つきで説明するために特に気にもしていません。
「別に隠している事ではないので、気にも留めていませんよ。」
そう言って、念動力で近くにあった工具を浮かせます。
そうするとジェイルとアーニャの2人を除く、全員が驚愕の表情を見せます。
「なっ、そんな事も出来るようになるのかよ。」
「もともと、貴方が乗っていった。ゲシュペンストMk−Uに搭載されていたT−LINKリッパーは、T−LINKシステムで念を増幅する事により自在に動いているんですよ。そのために、能力自体が高めれば可能ですよ。」
同じサイコドライバーであるイルイ・ガンエデンも種類は
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