32話
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「わかりました。どちらに向かえばいいのですか。」
「格納庫だ。案内しよう。」
そう言って、イングラム少佐はアヤ大尉を伴い、部屋の外に出て行ったので、私達も出ていきました。
イングラム少佐の後ろに着いて行き、格納庫の着くと3人の男性が話し合っていました。
金髪のメガネの掛けた科学者風の男性と金髪の腕を組んで壁にもたれかかっている姿がよく似合う青年、そして、茶色の髪の色をした青年でした。
メガネの掛けた科学者風の男性にカザハラ所長が声を掛けました。
「おい、ロバート。こっちだ、こっち。」
「カザハラ所長、無事だったんだね。」
「まあな、おい、ジェイル。お前と話がしたいと言っていたロボット工学者でロバート・H・オオミヤだ。」
「フム、君が私としたいと言っていたロボット工学者か。」
「そのとうりだ。君の改修したビルトラプターは見事な物だったよ。R−1にも利用させてもらったぐらいだ。」
「私にとってはいささか不満の残る仕事だった。だからこそ、ビルトラプター・アスカを作らせて貰った。」
「確かに、グルンガストの戦闘ログを見せて貰ったが、素晴らしい出来前だったよ。」
「ロバート、先に紹介をしても良いか。」
「イングラム少佐、すまない。後で、話させてもらうよ。」
「では、紹介させて貰おう。まずは、リュウセイ・ダテだ。」
「オレの名前はリュウセイ・ダテ。リュウセイでいい。これから、よろしく頼むぜ。」
「そして、こちらが。」
「ライディース・F・ブランシュタインだ。ライでいい。」
「そして、私がリーダーを務めるわ。アヤでいいわよ。」
「さらに、戦闘指揮官である私を含めたチームがSRXチームだ。」
それに対して、私達も自己紹介をします。
「私の名前はカイ・テンノウジです。」
「私はアーニャ・アールストレイム。」
「私はジェイル・スカリエッティだ。」
「それにしても、すごいよなぁ。そっちの技術はビルトラプターのT−LINKシステムの方が、R−1のものよりずっと操作しやすいんだ。」
確かに、それは仕方ないでしょう。
もともと、レベルの高いT−LINKシステムを常人ではすることが出来ないレベルの実験を繰り返し行う事により信じられないほどのレベルに仕上がりましたから仕方ないのでしょう。
もっとも、どれほどのレベルのT−LINKシステムを積み込んだのかは知りませんが。
案の定、ジェイルが要らない事を話します。
「あの程度のものでかい。」
「あの程度って、こちらとしてもT−LINKシステムは重要な物だから最新のものにしているのだが、それですら勝てないものをあの程度って。」
「まぁ、こちらの最新のものの7割ほどだ。」
「そうなのか、じゃあ、すまないが最新のもののデータをこちらに提出してく
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