第二十六話 邂逅
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カーネルが答えた。
カーネル「私はレプリフォースのカーネルだ」
エックス「レプリフォースの…私は第17番精鋭部隊隊長エックスです」
カーネル「あのエックスか…貴殿の武勇伝は聞き及んでいる。過去の大戦を鎮圧し、あのシグマを下したと。優れた剣の使い手であるとも聞いている。是非手合わせしたいのだが」
エックス「剣って言われても、私が使っていたセイバーは彼女の物で、今は彼女に返したので…」
カーネル「むう…」
ルイン「私のもう一度貸すよ。エックスはカーネルと模擬戦してきなよ」
エックス「え?」
カーネル「感謝する。訓練所を借りるぞ」
エックス「え?え!!?」
カーネルに引っ張られていくエックス。
それを見送るゼロ達。
ゼロ「哀れだなエックス…カーネルは自分が満足するまで帰しちゃくれねえぞ」
ルイン「…え?そうなの?ごめんねエックス…君のことは忘れないよ」
アイリス「思い出に変えるのは酷いわよルイン…」
ゼロ「まあ、とにかくだ。こいつと友人だってことはこいつが確実に迷惑をかけているんだろうが、これからもこいつをよろしく頼むぞアイリス」
アイリス「は、はい」
ルイン「何その言い方!!?寧ろ私がアイリスのお世話をしてるんだから!!」
ゼロ「有り得ないな」
ルイン「酷い!!ゼロの馬鹿!!」
アイリスはゼロとルインの会話を見ながらゼロは思っていたよりも怖い人物ではないとほっとした。
ゼロとアイリスの邂逅からしばらくしてからアイリスはイレギュラーハンターベース本部にいた。
アイリスの研修場所である。
アイリス「(うぅ……。緊張するなぁ……)」
せめて配属先がルインのいる部隊であるようにと願いながら、アイリスは足を動かした。
アイリスの願い通り、研修の配属先はルインのいる第17精鋭部隊であった。
アイリス「レプリフォースから研修生としてやって来たアイリスです。今日からお世話になります。至らない点も多々ありますが、これからよろしくお願いします!!」
勢いに乗せて全部言うと、アイリスは深くお辞儀した。
そうして頭を下げていると、誰かが近づいてきて、そっと手を差し出した。
それにアイリスも自分の手を重ね返し、ゆっくり視線と頭を元の位置に戻していくと親友の姿があった。
ルイン「こちらこそ、私は第17番精鋭部隊副隊長のルインです。今日からよろしくお願いしますねア
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