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SAO−銀ノ月−
第二十一話
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閃光》アスナにオススメされている。
間違いなく、一流と言っていい。

「……そうだな。じゃあ、この日本刀《銀ノ月》を必ず強化するってことで契約させてもらって良いか?」

 ニヤリと笑い、少女店主に依頼を告げる。
理由は、先程言った通りの理由と――何より、見ていて面白い。
ナイスな展開に、なりそうじゃないか……!

 俺の依頼を聞いた少女店主は少しキョトンとしていたものの、すぐに持ち直した。

「も、もちろんよ! 絶対ギャフンと言わせてやるんだから!」

 ギャフンなんて、今更言う奴いねぇよ……という突っ込みを飲み込み、少女店主の前に手を差し出した。

「さっきも言った気がするが、傭兵《銀ノ月》――ショウキだ。よろしく」

「リズベットよ。……とりあえず剣が出来るまで、よろしく」

 俺と少女店主……いや、リズベットは契約が完了したことを確認したように握手をした。
……まあ、握手にしてはちょっと痛いんだが。
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