妖精の尻尾の新人
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を取ることにしよう。いざってときに力が出ないからな。」
そう言ってエルザたちは展示室へ案内してくれたメイドに食堂までの案内を頼んだ。
「あれ?タクヤは行かないんですか?」
「オレはここでウェンディを看てるよ。一人じゃ可哀想だろ?」
「じゃ、ウェンディの事はまかせたわよ。後で二人の食事持ってくるから。」
「あぁ、ありがとな。」
シャルルとエマもエルザたちを追って展示室を後にした。
「ふぅ。」
タクヤはウェンディが寝ているソファーに腰かけた。そして、そっとウェンディの頭を撫でた。
「まだ、あれから日が浅いからな。無理もないか…。」
タクヤたちが妖精の尻尾にやって来てからまだ3日しか経っていない。
かつていた魔導士ギルド化猫の宿“ケットシェルター”は今はもう存在しない。
「でも、今は妖精の尻尾のみんながいる。エマやシャルルだっている。それに、オレもいるから。」
タクヤはウェンディを撫でながらそう呟いた。心なしかウェンディが笑ってるように見えた。
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