第六話:正義の味方ヴィクトル!?
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うーん、ルドガーの秘密がまた増えたにゃ
「行くぞ……絶影!!」
「な…っ!?」
一瞬で移動したルドガーが槍で堕天使の一人を貫き
堕天使は何が起こったのかも分からないまま息絶えてしまった
「蒼破刃!!」
「きゃああああああ!!!」
「ぐおおおお!!?」
そしてすぐさま残りの堕天使を一閃する
そして後に残ったのはカラスのような羽と反響する悲鳴だけだった……
辺りを見渡し敵がもういないことを確認するとルドガーは息を吐きながら鎧を解いたけど
何かに気づいて直ぐに武器を構え直した……これはグレモリーの魔法陣にゃ
多分さっきのルドガーの魔力を探知して来たんだろう
久しぶりに白音の顔がみたいからまだ見学させて貰うにゃ♪
「これは、レイナーレが言っていた援軍かしら?」
そんなことを言いながら現れた紅髪の女―リアス・グレモリー
ルシファーの妹で私の可愛い白音の王
その後からも黒髪が綺麗な、いかにも大和撫子といった感じの女や金髪のイケメン君
茶髪で何故か金髪シスターをおんぶしている男の子が出てくる
そして―ついに私の可愛い白音ちゃんの登場!!
白色の髪に私と同じ黄色い目、そして相も変らぬ無表情、だけどそこがまた可愛いにゃ♪
一人心の中ではしゃいでいる私と違いルドガーは若干表情が固くなっていた
仮面で隠れて分かりにくいけど私には分かるにゃん♪これも愛の力にゃ!!
と心の中でさらにはしゃいでいるとリアス・グレモリーが口を開いた
「ここにいた堕天使を殺したのはあなたで合っているかしら?」
言葉こそは丁寧だが警戒心を隠してはいない
まあ、あれだけの魔力を出されたら警戒するのは当然かにゃ?
「その通りだ」
後ろに控える子達が一斉に戦闘態勢に入る、それを見て若干ルドガーが笑う
「安心したまえ、私は君たちに害を及ぼしはしない」
「それは何故かしら?というかあなたはだれなのかしら?」
いまだに警戒を解かずに尋ねてくるグレモリーにも全く心配した様子のないルドガー
何か秘策でもあるのかにゃ?
「私の名前はヴィクトル……正義の味方だ!!!」
ズルッ!!思わずずっこけてしまった、ふう…白音達に危うくばれるところだったにゃ…
というか、正義の味方って何にゃ!?偽名使ってるしそんなので信じて貰えるわけなんて
―「「「「「正義の味方ですって(だって)!!!??」」」」」
ドテッ!!今回は完全に倒れてしまった、どうしてその説明で信じるんにゃ!?
私がおかしいのかにゃ?私の常識がおかしいのかにゃ!?
「もしかして、あなたが最近町で噂になっている、お腹が減っている子に
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