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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos31-A砕け得ぬ闇の使徒〜Fragment eines Dunkelheit〜
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†††Sideはやて†††

シャルちゃんの家にお呼ばれしたあの日から数日と経った今日。わたしら八神家は今、本局へ赴いてる。ホンマは日本で今年最後の31日をみんなで過ごす予定やったけど、それより優先するべき用事が出来たからや。

?―?―?回想や?―?―?

シャルちゃんの家に来たその日のうちにわたしの目的を果たすことが出来た。融合騎に詳しいってゆう技術者、ミミルさん。技術者ってゆうからもっとこう・・・体の弱くて気難しそうな男の人を想像してたけど、シャルちゃんに紹介された人は女性やった。ブラウスにタイトスカート、そして白衣って格好は医者っぽいし。
しかも「はじめましてぇ〜。私がミミルよ〜」リインフォースやシグナム以上におっぱいが大きくて背も高い。妖艶って言葉がよく似合う人やった。そんなミミルさんと一緒に双子のメイド、ルーツィアさんとルーツィエさんに連れられて元の応接室に戻った後、わたしらも自己紹介を終えた。

「イリスちゃんから話は聴いているわ〜。融合騎を生み出したいってことだったわね〜」

「はい。出来れば早い内に・・・」

ミミルさんは長い脚を組んで、「そうね〜。早くても3ヵ月はかかるわね〜」って言うた。リインフォースの寿命は半年。その内の半分。リインフォースと新しいわたしのパートナーが一緒に居れる時間がある。それは願ってもないことや。

「はやてちゃん、だったかしら〜。あなたがロード、マイスターになるのよね〜。どういった風な融合騎にしたいの〜?」

「どういった風、ですか・・・?」

「そう〜。男の子、女の子、男性、女性。人型に限らずに〜、猫や犬とか〜。いろいろとね〜」

わたしの両側に座る家族みんなに一度視線をやる。まず動物型か人型かで言うたら、絶対に人型。これは相談するまでもなく決まってる。ヴィータが「はやて! あたしより小さい、妹みたいにして!」そうリクエスト。ヴィータより小さい子かぁ。

「古代ベルカ、その中期以前は成人サイズが普通だったけど〜、それ以降は手の平サイズの融合騎が主流だったらしいわ〜。コストも少なく済むしね〜」

ミミルさんが両手でこのくらいって風に大きさを示した。手の間の幅から言って30cmちょい。リインフォースが「アギトやアイリくらいの身長だな」って納得した。オーディンさんを主としてた当時、みんなの家族やった融合騎、アギトとアイリ。絵でしか見たことないけど、描かれてた笑顔を見ればええ子やってことは判る。

「みんなはどうや? わたしはみんなの希望を聴いときたい。みんなで一緒に生みたいからな、新しい家族を♪」

そうゆうわけで、みんなの意見を取り入れながら八神家の末娘のイメージを作り上げてく。まずわたしの意見は、リインフォースの外見と名前の引き継ぎ。ヴィータは、自分より身
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