6話 『動き出す歯車』
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前の王を斬り倒してしまったため他の3人は愕然とする。
……そして、みるみる内に王の死体は醜悪な死骸へと変わり果てた。
「もしかしてさっきの王様が、ダークエルフの王アストスだった、の……??」
思わず口に手を当てて驚くシファ。
「 ────水晶の目は取り返した。魔女のマトーヤの元に行き、目覚めの薬を貰い受け再びエルフの城へ向かう」
淡々と述べて片手剣を鞘に戻し、先をゆくマゥスン。
「す、すぐに見破って倒してしまうなんて、すごいでスぅ〜っ」
「アイツだけでやっちまいやがって……、オレら必要無くねッ?」
ビルは惚れ惚れするが、ランクはどうにも納得し難い。
魔女のマトーヤはこれが無いと目が見えないという[水晶の目]を渡すと、引き換えに[目覚めの薬]をくれ、更には[ニトロの火薬]という物まで寄越した。
ドワーフが掘っているという運河を完成させるのに必要になるらしく、魔女はその事を事前に知っていたようだ。
────そして目覚めの薬によって目覚めたエルフの王子は4人に感謝し、大臣からは予言者ルカーンの所在を教わった。
西から外海に出て南下し、更に西へ行けばクレセントレイクという町があるらしく、予言者ルカーンは賢者と呼ばれる者達と共にそこを拠点としているという。
……外海に出る為にはドワーフの洞窟に向かい、[ニトロの火薬]を使って運河を完成させる必要がある。
1人運河を掘っていたドワーフのネリクにそれを渡すと、早速邪魔をしていた大岩の爆破に入り、運河は見事に完成し外海への道が開けた。
4人は、予言者ルカーンに4つの源のクリスタルについて詳しい話を聴く為クレセントレイクの町を目指すが、そこで思わぬ事態に見舞われる─────
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