第五章 StrikerS編
第百七十一話 『外伝19 戦慄の影響ゲェム(後編)』
[5/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
最後にあざとくポーズを大いに満面の笑顔で決める。←(ここ重要)。
「新生カレイドルビー、プリズマエリオ……………改めプリズマエリス! 爆・誕!!」
ルビーが最後にそう叫ぶ。
そこには魔法少女が存在していた。
そしてエリオは正気を取り戻し、何度も周りや自分の姿を見比べる。
頭を整理して色々と自覚するとともに、
「―――うわぁぁぁぁぁぁ!?」
「……あぁ、エリオの苦悩が見て取れるわね」
シホがそう呟くのであった。
その後、しくしくと泣くエリオ、いやエリスを慰めながらもゲェムは進む。
周りから『エリスたーん』とかほざいている輩がいるが気にしてはいけない。
次はザフィーラであった。
「私か。では、いくとしようか」
狼姿のままルーレットを器用に回すザフィーラ。
出たマスはというと、
―――『一日、本物の犬になる』。
「わんっ! ハッハッハッハッ! ワオーン!」
ザフィーラはそのまま外に飛び出して庭で遊んでいるのであった。
「ザフィーラ、哀れな……」
士郎が悲しそうに呟く。
気を取り直して次はレンの出番であった。
「いきます!」
そして回されるルーレット。
出た内容は、
―――『5分間、影に飲まれる』。
ズブブッ!とレンの体が影に沈んでいく。
なぜか影の中から、《クスクス、なんで先輩じゃないんでしょうか? まぁ、いいです。いただきます》という声が聞こえてくるではないか。
「し、シホさん、助けッ―――……」
「レン!!」
シホが手を伸ばすが時すでに遅くレンは影に飲み込まれてしまった。
そして5分後、レンはやつれた表情で帰ってきてその間の記憶を無くしてしまっていた。
なにをされたのかは最後まで判明しなかったのであった。
知らない方が幸せなこともあるだろう……。
「次は私だな」
シグナムが強気な表情でルーレットを回す。
怖いものなど何もないと言わんばかりの涼しい表情であった。
だが、次の瞬間、羞恥に染まる。
―――『えっちな下着姿になる』。
「なん……だと……?」
今度こそ男性陣が野太い声を上げる。
ティアナのスクール水着もいいものだが、それでもシグナムの姿には負ける。
なんていうか、もう紐だけだろうという際どい格好であった。
「み、見るなぁーーー!!!?」
シグナムは食堂から高速で走り去っていった。
おそらくはやてのところに向かったのだろうが、もう色々と手遅れである。
赤い顔をしながらも次の出番であった志貴がルーレットを回す。
―――『地下王国へご案内』。
「なんでだー!?」
志貴は一気に地下に落とさ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ