第七章
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なっていくな」
「今じゃ完全に生活の一部よ」
「暇潰しにってはじめたのがな」
「サイトも凄いものにしていくわよ」
意気あがる調子で言う彼女だった。
「もうね。やるからにはね」
「ああ、頑張れ」
その妻に対してエールを送る。
「そのサイト俺も見させてもらうからな」
「そうして。それじゃあね」
「ああ」
「これからも。ゲームしていくわよ」
早紀は夫に対して満面の笑みで言う。彼女が開いたサイトはそのゲームの種類の多さと攻略の細かさ、それにその充実ぶりで評判となった。彼女は暇ではなくなった。それは生活にも出ていて夫との関係もさらにいいものになった。早紀にとっては何もかもがいいことになっていったのである。ゲームをすることによって。
暇にかまけて 完
2010・1・21
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