第五章 StrikerS編
第百七十話 『外伝18 戦慄の影響ゲェム(前編)』
[4/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
「あ、あの。マジカルアンバーさん……そのボタンってもしかして押すとなにか爆発とかするんですか……?」
「あー、まぁ、爆発はしますね。そして副産物で周りにいた人全員の中身(魂)がランダムに入れ替わりますから結構取り返しがつかなくなりますねー」
笑顔でそんな事をのたまうがとんでもない。
そんなことをされたら本気で取り返しがつかなくなるではないかということでまた却下されるのであった。
「ぶー……みなさん、欲張りですねぇ。でしたらなにがいいんですか?」
頬を膨らませてぶー垂れるマジカルアンバー。
「それじゃ全員で遊べるものはなにかないのかしら……?」
シホがそういう提案をしてみる。
するとマジカルアンバーの表情がまるで空気を得た魚のように笑顔になり、またまさぐり出す。
そして取り出したるは四角いケースに入れられているボードゲーム。
「ジャジャジャーン! 今回取り出したるはボードゲーム! 名前を『人生に影響があるゲェム』! 略して『影響ゲェム』ですよー!」
「そこは『人生ゲェム』じゃないのかな……?」
すずかがそう呟くが詮無きことである。
それにそこで見ていたヴィヴィオとツルギが『みんなで遊べる』という事で随分乗り気になっている。
「ねぇ、なのはママ! ユーノパパ! これやろう! すごく楽しそう!」
「うん、ヴィヴィオちゃん。士郎パパ、やってみない!?」
「まぁ! 気に入っていただけて、マジカルアンバー、感激ですよー! それではやってみますかー?」
「「うん!」」
ヴィヴィオとツルギの二人は素直に頷くのであった。
それで周りで見ていた一同も二人が楽しそうなのに断るのも無粋だろうと思ったので、
「……仕方がない、か。少し危険な匂いがしなくはないけどやってみましょうか」
「そうだな、シホ。なにかあれば破壊すればいいのだからな」
シホと士郎がそんな事を言っているが、影でマジカルアンバーが不敵に笑うのは誰も気づかなかったのである。
そして後に後悔することになる。このゲェムをやってしまった事を……。
◆◇―――――――――◇◆
そしてやるメンバーと見学するメンバーが決められていく。
まず、見学するメンバーはお腹になにか影響があったらたまらないということですずかとフィアットが見学。
それ以外にもアルトやルキノ、シャーリー、ヴァイス、アインスは見ている方が楽しいということで見学になる。
そしてやるメンバーは、
シホ、なのは、フェイト、はやての隊長組。
アルトリア、ネロ、ランサー、ライダー、オリヴィエ、アルクェイド、志貴、キャスターのサーヴァント組。
士郎、ヴィータ、シグナム、シャマル、ザフィーラ、リインの八神家組。
スバル、ティアナ、エリオ、キャ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ