第百六十九話 三方ヶ原の戦いその十
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
」
知恵者である彼ならというのだ。
「これは通じる」
「左様ですか」
「しかしこれが上杉謙信なら」
まさに恐ろしいまでの直感で動く謙信ならどうか、家康はこのこともわかっていた。
「こうはいかぬ」
「あの御仁にはですな」
「うむ、空城の計を見抜きな」
そのうえでだというのだ。
「城に雪崩込んでくるわ」
「そこが武田と上杉の違いですか」
「上杉謙信はまた別じゃ」
軍神とまで言われているこの者はというのだ。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ