3話:とある独逸の破壊衝動
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ラッシャーに頑張って話しかける。
「え、えーと・・・」
頑張って話しかけたものの、言葉が見つからなかった。
「それに、こいつ等は性格上絶対に殺し合いに乗ってる。おまけにドナルドは能力がチートだ。身体能力はもちろん精神攻撃や魔術のような物まで使ってきやがる」
能力、と聞いて佐天は学園都市の超能力を思い浮かべる。魔術ももしかしたら超能力のことかもしれない。
「もしかして、能力者とかですか?」
「能力者、まあそうだな。と言っても能力は一つじゃないけど」
能力は一つじゃない。それなら学園都市出身ではない。学園都市の能力開発は一人一つの超能力しか得ることが出来ないからだ。それなら佐天の知ってることは役に立ちそうにない。
「そうですか、それでは」
「ん、どこに?」
立ち上がった佐天にKBCは疑問を覚えた。
「ちょっと、友達を探しに行かなきゃ行けないので」
「友達?」
「御坂美琴と白井黒子っていう人です。両方女子中学生で、ショートカットの茶髪とツインテールなんですけど・・・。あ、あとこの木山春生って人も。知ってますか?」
「いや・・・」
「まあ、そうですよね。すいません色々と」
「あ、ちょっと待ってくれ!」
「え?」
引き止められて頭にハテナを浮かべる佐天。
内心しまったと思っているクラッシャーは次の言葉を見つける。
「いや、一緒にその友達を探して良いか?俺も一人じゃ不安なんだ」
同年代の女子との交流があんまり無いキボクラ。こんな状況とはいえ、結構緊張するものだった。
「え、いいんですか?」
「あ、ああ。どうせ良い知り合いはいないしな。それに殺し合いを止めるには仲間も必要だろ?」
「はい、よろしくお願いします!」
「ああ!」
こうして結成されたコンビはまず、クラッシャーの散らかしたデイパックの中身を片付けることから始めた。
【キーボードクラッシャー@ニコニコ動画】
[状態]:健康、若干落ち着きがない
[装備]:銃を装備
[道具]:支給品一式、弖虎の銃@多重人格探偵サイコ、ヌンチャク@現実
伸縮サスペンダー@名探偵コナン
[思考・状況]
基本思考:佐天と一緒に行動する。
1:ドナルドとムスカを殺す!
2:でも勝てるかどうかわからん
3:佐天さんの友達を探す
4:いい加減地の文の表記を統一してほしい
【佐天涙子@とある科学の超電磁砲】
[状態]:健康
[装備]:スタンガン
[道具]:支給品一式、スタンガン@???、ランダム支給品
[思考・状況]
基本思考:クラッシャーと共に美琴や黒子と合流して殺し合いを止める
1:二人とも平気だといいけど・・・
2:キボクラさんって変わった人だな
3:ドナルドとムスカを警戒
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