第十五話 白と黒の姉妹その五
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な」
薊も校内のランニングで見ていてそういうことは知っている。
「この学園って」
「かなり色々なものがある学園だけれど」
「天理教の教会もあるし」
「宗教関係も色々あるわよ」
実際に、というのだ。
「うちの学園は」
「だからあの孤児院もか」
「色々な宗教の人がいたのね」
「どの人もいい人だったよ」
薊は孤児院の思い出を感慨を込めて述べた。
「というかついこの前までいたんだけれどさ」
「そうよね、じゃあ今も」
「ああ、あそこがあたしの故郷だよ」
そうだとだ、薊は笑顔で朱美に話すのだった。
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