プロローグ
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???side
「はーーつまらん」
突然だが俺はこの世界をとてつもなくつまらなく感じている。
だってそうだろう、この世界には魔法も超能力もありはしない。
中二病と言われてしまえばそれまでだが、俺は昔から魔法とかそういうのが大好きなのだ。特に理由があるわけでもない。ただただ好きなのだ。
だからこそ、この世界はつまらん。今だってこんないつもどうりの学校からの帰宅。
何か、俺の身に異常な何かが起こらないだろうか.......
キキキキキキイイイイイイッ
俺のところに車が突っ込んで来た。
俺はこの時感じ取った。
あぁ、俺は死ぬのか、何もない平穏でつまらない人生だったな......
「ん......どこだここ?」
俺は今教室にいる。
俺は死んだはずじゃあ
「はは、死んでまで平穏な教室か」
「やぁ」
突然声がした
「あんたは!」
そこには俺のよく見慣れた人物がいた....
「安心院なじみ!!なんでここにいや、存在したのか!?」
「僕のことは親しみを込みて安心院さんと呼びなさい。それと人を幽霊みたいに言うなよ、傷ついちまうぜ。」
そう、この人は安心院さん。俺は友達にマンガを借りて読んでいたから知っている。
「いや、実際あんた死んでるし.......なんで俺の前にいるんだ?」
「それを含めてこれから説明してあげるからよく聞いてるんだぜ。」
「まず、僕が死んはず、と言うのはあながち間違いでもない。しかし、めだかちゃんが獅子目言彦を倒してくれたから不可逆が可逆になって僕は復活しようと思ったんだけど、どう言うわけか復活出来なくてね、その時僕は平行世界を移動するスキル、世界の旅行者を偶然発現したんだ。これを使って移動しているうちに君を見つけた、最初は興味はなかったんだけどね、心を覗くスキル、心の窓で覗いたらとても面白かった君はこの世界に絶望しているじゃないか、だから、これから僕が君に希望を与えるよ。あぁ、それと君が死んだのは僕の便宜上の理由だから気にしなくて構わない。」
「希望......?」
「そう、希望さ。今から君がとてもしたがっていた、所謂転生をしてもらう。もちろん、ファンタジーの世界さ。」
「ほ、本当か?」
「あぁ、本当さ。それと最後に聞くよ、転生をしたら君は元の世界には戻れない。それでもいいかい?」
その時俺は、少し迷った確かに前の世界はつまらなかった。
だけど、面白いこともたくさんあったし前の友達ともう会えなくなるのは寂しい.......でも、俺は........
「構わない。転生させてくれ。」
「それじ
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