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流星のロックマン STARDUST BEGINS
憎悪との対峙
29 3人の交差
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しスターダストはすぐさま左手を前に向けた。

『バトルカード!スーパーバリア!!』

バトルカードを読み込み、光の盾がスターダストを覆う。
もともとは電波人間の強力な攻撃を防ぐためのものであるその盾の強度はマシンガンから放たれる弾丸など軽く弾く。
そして銃撃の雨が止まぬうちに、反撃に入った。

『バトルカードダンシングブレード!!!』

右手に鎌のような特殊な形状の剣を呼び出し、手首のスナップで軽く投げつける。
すると軽く投げただけだというのに、その剣は地面に落ちては跳ね返り、踊るように銃弾に当たらず乱射を続けるジャミンガーと傭兵に襲い掛かった。

「!?ウワァァ!!」
「あっぶねぇぇ!!!」

その不規則な動きは予測できずにただ地面にひれ伏し、壁に張り付くことしか出来ない。
しかしそれによって注意力が削がれ、銃のトリガーから指が離れ銃撃が止まった。

「ハァァ!!!」

スターダストはバリアから飛び出し、ジャミンガーたちに向かってダッシュした。
そして床を強く蹴り、集団に飛び掛かる。
ジャミンガーたちは誰もがダンシングブレードを交わすために瞬時に防御体勢に移れなかった。

「ヤァ!!!」

右上から1人目の首目掛けて肘を振り下ろして殴り倒し、そのまま右足を踏み込んみ軸にしてターン、その後方でダンシングブレードに驚いていた3人のジャミンガーを左足の回し蹴りで弾き飛ばす。

「このぉ!!!」
「ハッ!!」

ようやくスターダストの攻撃に反応し、反撃に移ることが出来た者もやはり冷静な判断をするには至らず、半ば暴れるような攻撃だった。
真正面から顔面ストレート、それを後方に体を逸して飛び、バック転で顎の下から蹴り上げた。
次々と肘と足を使った攻撃で敵を蹴散らしていく。
床に着いた片手に体重を乗せ飛び上がり、スワイプスで蹴りつけ、ステップで攻撃を交わしながら急所目掛けた力強い攻撃を放つ。
そして最後の1人の腹部に頭突きを加え、床を蹴ってジャミンガーの肩を踏み台にして更に飛び上がり、滞空中にバトルカードを読み込む。

『バトルカード!!パラライズステージ!!ワイドショット!!』

スターダストはジャミンガーたちの足元をパラライズステージに作り変え、真っ逆さまに落下しながら全員をなぎ倒すワイドショットを放った。

「「「!?グゥゥゥ!!」」」

パラライズステージ上でダメージを受ければ、ステージに走る高圧電流が流れ、ジャミンガーや普通の人間ならば身動きが取れなくなる。
それにスターダストとの戦闘で強力なダメージを受けている状態ならば意識が飛んでもおかしくはなかった。
スターダストは空中で一回転して着地する。
戦闘開始から敵14名を蹴散らすまで23秒の時間の要した。

「この
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