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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第416話】
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かり、ました……」
流石に織斑先生に言われると篠ノ之も堪えた様で、部分展開を解除すると共に一礼して食堂を後にした。
「……千冬姉、幾らなんでも箒に厳しすぎるんじゃ――」
「織斑先生だ。 いい加減貴様も学習しろ、ここでは私は教師、お前は一生徒だ」
そう言い切る織斑先生――公私混同せず、分け隔て無く接してるのだろう。
「わ、わかった」
「【わかった】ではない、【わかりました】――だ。 ……後、お前はもう少しちゃんと篠ノ之に対して説明しろ。 今回の事態も、織斑の説明不足が招いた結果ともいえる。 ……連帯責任という事でお前も明日の放課後までに反省文を提出しろ、拒否は許さん」
静かに、威圧感のある言葉で告げる織斑先生に、一夏も――。
「わ、わかりました、織斑先生」
「うむ。 では諸君、食事を続けろ。 いつまでも見せ物ではないのだからな」
両手を一度叩くと、甲高い音が食堂内に響き渡った――と同時に、また喧騒で賑わい始める。
「……お前さ、本当にどんな説明したんだよ」
「ん? ……あぁ、昨日顔を腫らして帰ってきた事をさっき問い詰められてな。 本当なら昨日の誕生日会で聞くつもりだったらしいけど、楽しい気分に水をさしたくなかったんだってさ。 んで、さっき俺の部屋に訪ねて来て説明したって訳。 説明途中で急に怒って走り出して今に至るって訳だな。 災難だったな、ヒルト」
……ちゃんとお前が説明するか、はたまた隠し通せば良かっただけの事では無いのだろうか……。
怒りたいものの、楽しい食事時にそんな真似をしたくはない俺はぐっと堪えて言葉を呑むと、カレーを食べ始めた。
「……俺も飯にするかな。 ヒルト、一緒に食お――」
「織斑くーん、此方で一緒に食べなーい? 篠ノ之さん居ないんだし、良いよね? 良いよねッ!?」
「ちょ、ちょっと――」
一夏の有無の確認すらなく連行、そして、キャバクラの様な接待を受け始める一夏。
キャノンボールでの最下位争いで少し学園での人気に陰りが見えたものの、未だに織斑千冬の弟というアドバンテージが失われていないため、義理の妹になりたいのだろう……多分。
篠ノ之に関してはよくわからない……とりあえず前とあまり変わり無く見えるが……女心は秋の空っていうし、内心はどう思ってるのやら。
カレーを食べつつ、向こう側の一夏を見ていると自身の頼んだ料理を持ってきた専用機持ち達が続々と俺の居る机に集結する。
「ヒルト、篠ノ之箒に何か因縁つけられてたけど……何かあったの、昨日?」
……結局心配させないように言わないでおこうと思った配慮が全て無に帰した。
美冬とラウラは
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