第6章 無限時計編
解き放たれた絶望
[8/11]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ん・・・・・・ごめんなさい・・・・・・。」
ミッシェルさんは涙を流しそう言う。そして・・・
ヒュィィン!!!
ミッシェルさんから、赤紫色のオーラがミッシェルさんを覆い、姿を変えた。
左目に「六マ」という文字が出たが、すぐに普通の目に戻った。
服装は変わっており、薔薇の葉や蔦で身を包んだ格好をし、
右目は薔薇の眼帯をしていた。
「ミッ、シェル・・・。」
「いいえ。私は新生六魔将軍の1人。
擬態と虚偽の標、イミテイシア。」
ミッシェル・・・いや、イミテイシアはそう言う。
「分散した無限時計を集めるのには、姉さん達が必要だったの。
だから姉さんに近づいたの。ミッシェル・ロブスターとして。」
「俺達はあんたによって、利用されたのか!!」
「最初からそうだったでしょ?」
「くっ・・・。」
「何言ってるの?わからないよ!」
俺とイミテイシアの話しに理解、いや、
この現実が信じられないと思っているルーシィさんはそう言う。
「私達が教会を襲撃したのも、張り巡らされた生体リングを破壊し、
無限時計の封印を解き放つ為。それが成就された今、
必要なのはルーシィ姉さん、あなただけなのよ。」
「ルーシィさんが必要・・・?」
どういう事だ・・・?
「どうしちゃったの?そうか!魔法で操られているのね!今あたしが・・・」
ルーシィさんはイミテイシアに近づき、手を握ろうとする。
「離れろ、ルーシィ。」
しかしナツさんがそれを止める。
「全部嘘だったのかよ?」
ナツさんは拳に炎を宿す。
「どうかしら?」
イミテイシアは左腕を上げ、手の甲を俺達の方へ向ける。
左手の甲に「六マ」の文字が現れ、薔薇の盾が現れた。その盾は回転していた。
「答えろ!!!」
ナツさんは殴りかかろうと、イミテイシアに向かって飛びかかる。
「俺も・・・」
「やめてナツ!!!」
「!!」
しかし、ルーシィさんの声で、ナツさんは止まってしまう。
ドーーーン!!
「うおおおっ!!!」
イミテイシアはその隙に薔薇の鞭でナツさんは攻撃した。
「ナツさん!!」
俺はそう言う。
「いきなりの急所突き!!さーすが!!!」
「・・・・・・。」
イミテイシアの攻撃にクロドアがそう言い、バイロは唖然となっていた。
「バイロ。」
「!?」
バイロに呼びかけたのはイミテイシアだった。
「ラポワントからの任務を遂行しなさい。
ルーシィ・ハートフィリアを連れ帰るのです。」
「貴様等に命令される言われはない!!」
イミテイシアの
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ