第6章 無限時計編
解き放たれた絶望
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え!!」
「今はそれどころじゃないでしょ!!」
「無限時計を止めるのが先決です!!!」
バイロの言葉に俺達はそう言う。
「アレが見えないの!?何が任務よ!!!
あんただって本当は今、何をすべきかわかってるんでしょ!!!」
ルーシィさんは怒鳴ってそう言う。
「私は・・・」
「まあいい。」
「「「「!?」」」」
突如、ここにいる俺達以外の声が聞えた。
「何を迷っておる、考えるな。」
「!この声!!!」
だが俺にはわかる!この声・・・・・・聞き憶えがある!!!
「お前は教義に忠実に、ただ任務を従っておればよいのだ!」
声の聞えた方を見ると、ジャックポットの方から聞こえた。
ジャックポットの顔にはチャックの様なものがあり、そこから、奴が出てきた。
「あんたは!!」
「ニルヴァーナの時の!!」
「クロドア!!!!」
それは俺が妖精の尻尾に入る前で、
化猫の宿にいた時に最後の仕事で
ニルヴァーナで俺が戦ったクロドアだった。
「生きていたのか!!」
「久しぶりだな、小僧。7年間ようやく治ったのだ。
かつて、そして今も、7人目の六魔将軍にして、
参謀でございまーす。」
「!?」
「7人目・・・!?」
クロドアの言葉に驚く俺とルーシィさん。
「1人、足りない・・・!?」
「ふふふ・・・もはや隠す必要はない。さあ!時は満ちましたぞ!!!
仮初の姿を捨て、今ここに、真の名を!!!!」
俺達はクロドアの向いている方を見た。そこにいるのは・・・・・・
「ミッシェル・・・。」
ミッシェルさんであった。
「何言ってんのよ!!またあたし達を混乱させようとしてるんでしょ!!!
この子はミッシェル・ロブスター!あたしの妹分、あたしの家族よ!!!!
お父さんの遺品を届ける為に旅をして、あたしを探してくれたんだから!」
「・・・・・・・・・。」
「・・・?」
何故ミッシェルさんは何も言わない・・・?それに・・・何だこの感じ・・・?
「安心して!あたし、あんな奴の口車には乗らないから!!!」
ルーシィさんはミッシェルさんの手を握って言うが、
ミッシェルさんは視線を逸らす。
「ミッシェル?ねえ・・・嘘だって言ってよ・・・ねえ!」
ルーシィさんの言葉に何も言わないミッシェルさん・・・つまり・・・
「あんたは・・・本当に・・・・・・!」
「そ、そんな訳ないでしょ!ねえ!!」
「・・・・・・・・・。」
ミッシェルさんは無言でルーシィさんから少し離れる。
「ルーシィ姉さ
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