第七章
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いまま師匠の言葉に頷くだけだった。そしてそれが終わってから。ミショネは暫く師匠と一緒に歩いてあの酒場にやって来た。まずはメニューを頼む。
「今日は何にするか」
「昨日はスパゲティでしたしね。ペンネにします?」
「ペンネかい」
話はまずは料理からだった。
「ええ。この蛸とトマトと茸のペンネなんかどうですか?」
「いいね」
にこりと笑って弟子の言葉に頷くジョバンニだった。
「じゃあまずはそれだね」
「ええ。後は」
「サラダはこのチーズとのにするか」
「オリーブオイルをたっぷりとですね」
「そう。魚は鰯で」
「パンも頼んで」
次々と頼むメニューを決めていく。
「メインディッシュはどうします?」
「ステーキなんかどうかな」
今日はステーキにしようとジョバンニは提案してきた。
「それで。いいかな」
「そうですね。じゃあこのスペイン風のステーキなんかどうでしょう」
「スペイン風かい?」
「ピカソですよ」
ここでにこりと笑うミショネだった。
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