マクロスF
0679話
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避しながら間合いを詰め……ちっ、やっぱりこういうシビアな動作をすると機体の反応が鈍く感じるな。それでも殆どの弾丸を回避し、命中しそうな弾丸のみをピンポイントバリアで防ぎつつゼロ距離まで近付き、ガウォークからバトロイドへと変形。アサルトナイフを取り出し、ピンポイントバリアを纏わせて横を通り抜け様にVF-171のコックピットへと突き立てる。
こちらも模擬戦用のアサルトナイフであった為、特に機体VF-171には損傷が無いままに撃破判定。そのままアクエリアス小隊の中を突っ切り、ISCを起動しながら反転、視線の先に残っているのは、小隊長機のVF-171が1機のみだった。
「さて、そろそろ仕上げを……ん?」
自分の不利を理解したのだろう。小隊長機は破れかぶれとも思えるようにファイターへと変形して俺の方へと向かってくる。
……確かにオズマの言う通り、新統合軍のパイロットは色々と問題ありだな。どうせ勝てないからといって特攻は無いだろう。せめて何らかの策を考えるとかの工夫をすればいいものを。
「沈め」
こちらへと向かって来るVF-171。あるいは被弾面積の小さなファイターで突っ込んでくるのが向こうの工夫なのかもしれないが……俺に言わせれば、そんなのは工夫でも何でも無い。
バトロイドの手で構えられたガンポッドから無数の弾丸が発射され、次の瞬間にはVF-171へとその殆どが連続して命中。撃破判定を受けるのだった。
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