ハイスクールD×D 防人衛編 2
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く被っている帽子を少しだけあげて名乗りを上げる。
「オレは錬金戦団の遺産を受け継ぐ者、錬金戦士キャプテンブラボー!!」
「先輩が……ブラボー!?」
「イッセー!!」
「!?」
「戦うと決めたのなら戦え。迷うな。どんな夢想であろうとも貫けたのならそれが真実だ」
一番戦いやすい戦闘スタイルである格闘戦の構えを取る。イッセーも動揺から立ち直る。
「行くぞ!!20あるブラボー技が一つ、迅雷・ブラボータックル」
シルバースキンに防御を任せ、全ての力を敵に突っ込むことだけに費やす。サンライトハートでの突撃の時よりも鋭い突撃にイッセーはガードすることしか出来なかった。そのまま腕を取り、一本背負いで地面に叩き付ける。更に追撃で罅が入っている胴体を思い切り踏みつける。
「ごはぁ!!」
兜の隙間から血が流れる。内蔵にダメージが入ったようだな。だが、まだ退場した訳ではない。素早くマウントを取り
「粉砕・ブラボラッシュ!!」
赤龍帝の鎧は確かに固い。だが鎧だ。中身のイッセーが強くなっている訳ではない。オレの拳の衝撃を逃がすことの出来ない地面に叩き付けられ、それでも反撃で殴り掛かってくるがシルバースキンの防御性能に完全に防がれる。
赤龍帝の鎧とシルバースキンでは防御性能が違う。赤龍帝の鎧はただ堅いだけだ。だが、オレのシルバースキンは堅い上で脆い。一定以上の衝撃を受けた際に自らこられることで衝撃を逃がし、超速再生で次の攻撃も防ぐ。シルバースキンの正確な性能を知らないイッセーではオレを傷つけることは出来ない。イッセーの抵抗が弱まった所でオレはトドメの一撃を放つ。
「一撃必殺・ブラボー正拳!!」
「そいつを待っていた!!」
ブラボー正拳にカウンターを決めようとイッセーの拳が迫る。
『BoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoost』
まずい、このままでは相打ちになる。いや、今ならまだ間に合う!!
「シルバースキン・リバース!!」
オレを覆っているシルバースキンが崩れ、裏返しとなってイッセーに纏わりつく。シルバースキン・リバースの能力により、カウンターの威力が明らかに下がった。オレはブラボー正拳を無理矢理止めてイッセーの拳を受け止める。
「くっ、なんだこれ!?動きが」
「今のは危なかった。リバースが間に合ってよかった」
「これは一体なんなんだ!?」
「シルバースキンは外からの攻撃を寄せ付けない防護服だが、裏返せば内からの力を封じ込める拘束服となる。お前はこのまま試合が終わるまで拘束させてもらう」
「くそ、卑怯だぞ先輩!!」
「ル
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