第二十三話 再会
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子」
ケイン「何?女の子!?性別まであるとは…むう…」
ケイン博士の名前候補も却下された。
エックス「ルインはどういう名前にしたいんだ?」
ルイン「え?私?この子の発している光がとても綺麗だから“レイ”って名前なんかどうかなって」
エックス「“レイ”…光か、いい名前だね」
ルイン「エックスは〜?」
エックス「俺は…“ソニア”がいいんじゃないかなと思うんだ。」
ルイン「ソニア?」
エックス「サンダーソニアから名前を取ったんだ、サンダーソニアの花言葉は“純粋な愛”“福音”“祈り”“祝福”“共感”“愛嬌”“望郷”なんだ。まだ幼いこの子にピッタリなんじゃないかな?」
エックスの名前候補に全員が頷いた。
ルイン「可愛い!!この子の名前はソニアに決定だよ!!」
サイバーエルフの名前はソニアに決定した。
ケイン「しかしルインよ。お主はこれからこの子をどうする気じゃ?」
ルイン「勿論育てます。私は今日からこの子の母親になります!!」
ケイン「なるほど、ルインはソニアの母親というわけか。子供じゃし、確かに母親が必要かの……」
ケイン博士の何気ない発言に、思わずエックスが待ったをかける。
エックス「あの、母親だけでは駄目では、父親も必要かと……」
ゼロとケイン博士の視線がエックスに集中する。
エックスの背に悪寒が走る。
まさか。
いや、そんな馬鹿な。
ゼロ「エックス、お前以外にこいつの父親役が務まりそうなのがどこにいる?」
エックス「え、ええ!?」
まさかソニアの父親役に自分が抜粋されるとは思わなかったエックスは目を見開く。
しかも。
エックスがソニアの父親役でありルインがソニアの母親役。
つまり=夫婦役。
エックス「…………」
思わず想像してしまったエックスは顔を赤らめた。
ルイン「エックスがお父さんになるの?エックスは優しいからいい父親になれるよ!!エックスが旦那様なら心強いし!!」
エックス「っ!そ、そうかな…」
こうしてレプリロイド2人と、サイバーエルフ1匹の変則的共同生活が幕を開けた。
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