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徒然なるバカに
恋は心が下にあるから下心から産まれるんだ、って人間みな下心ばっかじゃぁぉぉい!
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ーー最後にさっき言った3つよりもっと好きなものがある!それは友達だ!だからみんな!おれと一緒にハチャメチャ高校生を送ろうぜぇ!いぇーい!


彼はそういう。1人で盛り上がりながら。そう、1人で。


ーーへ?


それもそのはずだ。突然壇上に上がり、真面目な当事を述べ、その次には傍若無人のような記者会見をすれば周りだってついてこれるはずがない。

「高橋優人!速やかに壇上からおりなさい!」

拡声器を使われたであろう教師の声が響く。


ーーなーんだよ、みんなノリわりーな。……はいはい、降りますよ降りればいいんでしょ降りれば。

そういう彼の声を拾ったマイクは、場を収めるためへと教師の手に渡ったのだった。


「あいつ随分と面白そうなやつだな」

「バカだけどな」

「だねぇ♪」




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