任務【「高雄」型重巡二番艦をおっぱいで撃破せよ!】
第01話
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宮さんといっしょにいる提督、すっごくデレデレですよ?」
「ええ? デレデレ?? そんなことないよ、いつもの俺だよぉ」
「いいえ、デレデレでした。デレンデレンのデレデレ提督でしたよ」
確かに……俺はデレデレだったと思う。
しかしそれには理由がある。
「うーん、だってさ……愛宕を含めてなんだけどさ、艦娘のみんなって俺のこと……空気に思ってない? なんだかそれが寂しくてさ……だから間宮みたいにドストレートな愛嬌を見せられちゃうと……ついついデレちゃうんだよなあ」
しょげる俺。
自分の気持ちを口にした途端、どうしようもなく寂しい気持ちになった。
「かわいいんですね、提督って」
愛宕はうなだれている俺の頭を優しく撫でた。
気持ちが落ちた俺に優しくしてくれる愛宕。
勘違いとはいえ、俺のことで嫉妬してしまう愛宕。
俺は胸がどうしようも熱くなり、とんでもなく切なくなった。
不意に愛宕を見ると、愛宕は温かい笑顔を返してくれた。
「うふ、どうしました?」
ダメだ、これはダメだ。
かわいい、これはかわいすぎる。
俺はあまりにも切なくて、たまらず愛宕に抱きつこうとする。
「愛宕ぉ!」
“むにゅうう”
俺は勢いあまって愛宕の胸に飛び込んでしまい、俺の顔は愛宕のけしからんサイズなお胸に埋まってしまう。
「んもぅ、意外と甘えん坊なのですね」
愛宕は胸に挟まっている俺の頭を抱きしめ、ふくよかすぎるお胸で俺の頭を深く包み込む。
心地よい温もりと気持ちのよい柔らかさが、俺の頬にほんわりと、ふにゅふにゅと、ほっこり伝わってくる。
あまりの心地よさに、このまま寝てしまえたら、ひと晩中天国体験が楽しめるだろうなと考えてしまった。
それでもって朝になったら「んもぅ、提督ったら甘えん坊なのですね」と言って起こしてもらって――
「たまんねぇなぁ!」
たまらなくなった俺は叫び上げながら顔を上げた。
“むんにゅうううううッ”
「ひゃうんッ」
愛宕が甘い悲鳴を上げた。
俺は無意識のうちに愛宕のたっぷりすぎるお胸を掴んでいた。
俺の両の手が愛宕のお胸に埋まっている。
「わ、わ! わぁッ! ご、ごめんッ!」
俺は慌ててお胸を掴んでいる手を離そうとする。
「いいのですよ? 提督」
愛宕は俺の手の上に自分の手を乗せて、お胸に俺の手を押し込んだ。
「え、え? えぇッ! えええええ!?」
愛宕は頬を赤くしながら、やわらかな笑顔を俺に向ける。
「私のお胸、気になりますよね。提督、いつも見てますものね、私のお胸」
「あ、やっぱりバレてました?」
俺はテヘペロしてしまう。
男のテヘペロ
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