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【艦これ】艦隊これくしょん・闇 激戦!深海の亡霊、闇艦娘との闘い
闇艦娘との邂逅
第01話
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ンチ三連装砲を包んでいるオーラが濃縮化し、8インチ三連装砲の砲口に流れ込んでいく。
『もう出し惜しみはしないわ! 8インチ三連装砲・黒、撃てぇッ!』
五十鈴・黒がそう言い終える直前、五十鈴・黒は大きく吹き飛んだ。
不意の砲撃を受けた五十鈴・黒は、轟音と共に大きく損傷する。
“中破”
五十鈴・黒は海上に倒れ込む。
『やだ、痛いじゃない! だ、誰よ! こんな卑怯な真似するのは!』
『おんまちどぉなのネー! やぁっと修復がコンプリートねー!』
戦艦金剛型1番艦、金剛が姿を現す。
『私たちの出番ネ! フォロミー! 皆さん、ついて来て下さいネー!』
金剛は海上で仁王立ちになって、おもいきり声を張り上げる。
『いくっよぉ! 我がスリー妹たちぃ! 一気に畳みかけるネー!』
金剛を真ん中にして比叡、榛名、霧島が横並びに艦を寄せる。、
46センチ三連装砲を3門搭載している金剛四姉妹。
その全てが五十鈴・黒に向けられる。
『さぁ、覚悟しやがれネー! 46センチ×12で562センチ砲ネー!』
比叡は溜息をついて金剛につっこむ。
『金剛お姉さま、計算が違います。正しくは552センチ砲ですよ』
霧島は更に深い溜息をついて比叡につっこむ。
『そもそも単純な足し算で砲の大きさ変えちゃまずいでしょ? それを言うなら46センチ三連装砲一斉12射撃! です』
『とにもかくにも! 我ら金剛フォー姉妹のウルティメイト砲撃! 喰らうがいいネー!』
金剛四姉妹の背後に12門の46センチ三連装砲が映し出される。
その三連装砲が全て、五十鈴・黒に照準を合わせる。
『いっくよぉ! レッツ、シューティーーーングッ!』
46センチ三連装砲12門が一斉に火を噴く。
4人の意識は完全にシンクロし、五十鈴・黒が搭載している電探・黒が無意味になるほどに、砲弾は五十鈴・黒に向かって飛び交う。
“ずどどどどどごぉぉぉぉぉぉおおおおおんんんッ”
物凄い轟音が鳴り響き、砲撃の威力が凄すぎて周囲に大きな波が発生する。
そしてとてつもない爆風が吹き荒れ、周囲にいる艦娘は激しく揺らされる。
砲撃は全て五十鈴・黒に被弾した。
回避できずに直撃を喰らった五十鈴・黒は大爆発を起こし、五十鈴・黒本体は海に投げ出されてしまった。
“大破”
海に落下……するものと思われた五十鈴・黒は、突如現れた艦娘に抱き止められた。
『あらあら、こっぴどくやられちゃったわねぇ』
謎の艦娘は大破してしまった五十鈴・黒の側に降り立ち、五十鈴・黒を海上に立たせた。
五十鈴・黒はぼろぼろで衣装もほとんど残っておらず、装備品も無残に破壊されている。
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