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【艦これ】艦隊これくしょん・闇 激戦!深海の亡霊、闇艦娘との闘い
闇艦娘との邂逅
第01話
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で睨みつける。
『闇雲に撃っても無駄なようですね』
榛名は五十鈴・黒と正対する。
『五十鈴・黒さん、でしたっけ? 電探を搭載していますね』
五十鈴・黒は関心したように笑い上げる。
『ふふッ、ご名答ッ。そうよ、このふたつがあればほとんどの攻撃は回避可能なの』
五十鈴・黒の背後に真っ黒い22号対水上電探と21号対空電探が映し出された。
『この電探・黒があるかぎり、あんた達の攻撃なんて当たらないわよ』
見下すように笑う五十鈴・黒。
『そうとは限らないわ』
榛名は静かに目を閉じ、意識を集中させる。
榛名の周辺にキィンと張りつめた空気が流れる。
そして五十鈴・黒は榛名が作りだした空気に包まれる。
次の瞬間、榛名はカッと目を見開き、砲撃を開始する。
榛名の背後には、ほのかに輝く46センチ三連装砲が映し出される。
『榛名! 全力で参ります! 撃てぇッ!』
榛名に搭載されている三連装砲が火を噴く。
『ふふッ、当たるもんですか』
五十鈴・黒は余裕の表情で腕組みをしながら、榛名の砲撃を受ける。
激しい爆発と共に轟音が鳴り響き、周囲が真っ黒い煙に包まれる。
『う、ウソでしょう……こ、こんなことって……』
煙が晴れる。
そして姿を現した五十鈴・黒は、煙を上げながらところどころが損傷、破損している。
“小破”
『なんで? 電探・黒の故障? それはないわ、正常に機能してるもの……そんな、ウソよこんなの……』
砲撃が命中した五十鈴・黒はショックのあまり茫然としている。
『あら、ウソに見える? ちゃぁんと目を開けて自分をご覧なさい。まぎれもない現実よ? ……これはあなたが五十鈴ちゃんに言ったセリフよ。あなたにそのままお返しするわ』
五十鈴・黒は四つん這いの格好でうなだれ、わなわなと肩を震わせている。
『ウソ……現実……これが現実? いやよ、そんなの……私は五十鈴・黒! こんな未完成中の未完成な輩に敗北する私じゃないのよ……こんなの信じない! 絶対に信じないわぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!』
突然、五十鈴・黒は真っ黒い強大なオーラに包まれた。
禍々しいオーラが充満し、五十鈴・黒の周辺がひずんで見える。
五十鈴・黒はふわりと浮遊し、光を失った目で庁舎にある司令官室を睨みつける。
「そうよ……そうよ! 私には任務があるのよ! それさえ達成すれば、あんた達なんかに用は無いわ!」
五十鈴・黒の背後に8インチ三連装砲が映し出される。
先ほどまでの三連装砲とは違う、ひどく禍々しいオーラに包まれた、畏怖の念を容赦なく発している不気味な8インチ三連装砲。
『8インチ三連装砲・黒、発動ッ!』
8イ
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