暁 〜小説投稿サイト〜
【艦これ】艦隊これくしょん・闇 激戦!深海の亡霊、闇艦娘との闘い
闇艦娘との邂逅
第01話
[1/10]
前書き
[1]
次
最後
[2]
次話
国内屈指の海軍兵学校。
この学校でトップに入ることは、国内トップであるのと同意である。
そしてこの学校には、特に抜きんでた才能を持った4人の若者がいた。
しかしこの4人、あまりにも特出した存在であった為に、正規のエリート出世コースからは外れた道を歩むことになる。
同時期、軍では秘密裏に極秘中の極秘プロジェクトが始動していた。
4人の若き軍人は知らなかった。
この極秘プロジェクトの中心人物として、軍が4人に目をつけていたことを。
ときは過ぎ、海軍兵学校を卒業する日が訪れた。
この日をさかいに、4人は数奇なる運命への道を歩むことになる。
――――――
――――
――
「提督ッ、いつでも出撃できるわよ! はやく出撃しましょう!」
「そ、そうか? 補給は済んでるか? 耐久力は満タンか? 疲れている者はいないか?」
「補給済み、耐久力満タン、みんなキラキラ、いつでも出撃可能! 準備万全よ!」
第一艦隊の旗艦である五十鈴は、うずうずした様子で提督である俺の出撃命令を待っている。
これでは俺が命令しているのではなく、五十鈴が俺に命令しているようなものだ。
「そうか、なら出撃といくか」
五十鈴はワーイと両腕を上げて喜び、そして俺に敬礼をしながら言う。
「五十鈴、出撃します! 五十鈴に任せて!」
五十鈴は颯爽と司令官室を飛び出していき、第一艦隊の艦娘達を港に集合させる。
俺は軽く溜息をつき、ゆっくりと椅子に座った。
そして目を静かに閉じる。
『提督、全員揃ったわ』
俺の頭の中に五十鈴の声が響く。
艦隊を組んでいる艦娘達とは、旗艦の艦娘を通して心の中で会話することが可能である。
詳しい理屈はわからないが、科学者が言うには、俺と旗艦の艦娘とはテレパシーというもので繋がっているらしい。
そして旗艦の艦娘がアンテナ代わりとなって、艦隊の他の艦娘とも会話が可能なのだ。
つまり旗艦は、俺と他の艦娘達とを繋ぐ基地局の役割を担っている。
そのため旗艦の艦娘が大きくダメージを受けると、俺とのテレパシーが途絶えてしまうので、帰投を余儀なくされてしまう。
正直、俺も詳しいことは知らないので簡単な説明しかできないが、とにかく俺は司令官室にいながら艦娘達に命令を出せるのだ。
『それでは出撃を開始する。いいかみんな、全員ぶ……』
俺が話し終わるのを待たずに、鈴谷がつっこみをいれる。
『全員無事に帰投すること! っしょ? もう聞き飽きまくりの耳タコなんですけど〜』
『鈴谷ったら、そういうこと言わないの。ねぇ、比叡姉さま……比叡姉さま?』
『んぅ……はッ! 何ですか!? 寝てません! 寝てませんてばぁーッ! って、何
前書き
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ