暁 〜小説投稿サイト〜
願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)
旅へ…NARUTO世界
救援先が………何処だここ?
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られなれてるし」

何この子。
虐待してくださいって言いやがったぞ?
何?最近の子供はMに目覚めるのか?
それともこの子だけ?

「あー、取り敢えず入れ」

「…え?」

「入れと言った。
早くしねぇと無理やり引きずってくぞ」

俺がそういうと少年はトボトボと歩き出し、俺が開けた都を潜って
中へと入っていった。

俺も続いて中へと入り、扉を閉める。

「……………取り敢えずは、服脱げ」

「………あんたホモな人か?」

「張り倒すぞ?お前の傷を直すんだ。
服が邪魔だから脱げと言った。
別の意味はないぞ」

「………」

ゆっくりと、所々でピクッと動きが止まりながらも
服を脱いだ少年の体は、打撲、擦り傷、火傷等、
子供にできるはずのない傷がついていた。

「我が前に傷つき下のに神の祝福を……〔キュア〕」

少年の体にてを向けて、魔法を唱える。
みるみる傷は無くなっていき、何時しか健康な体へと
帰り咲いていた。

「なっ、何したんだってば!?」

「元気だな少年。
まぁ今のは俺の…………忍術だな」

少し間を開けてしまったが、大丈夫だろ。

「……何でなにもしないんだってばよ?
制裁は何処行ったってば」

「今のが制裁だ。
これでよしとする」

少し固まる少年だったが、やがて割れた窓に気がつき、顔を伏せる。

「窓なら問題ない。
後でしっかり直すからな」

「それでも……」

「はぁ……なら罰を与える。
…お前明日もここに来い。それともここに住むか?」

「はぁ!?
俺は里の皆から嫌われてるんだぞ!?
あんたまで俺みたいになるんだぞ!」

「お前さんは道を歩けば迫害対象。
なら直ぐに傷を直せる俺のところにいた方がいいだろ。
それに一人じゃ落ち着かないからな」

「…………分かったってばよ……」

あまり悩んだようには見えなかったが、
少年は俺の言葉に了承をした。

「そう言えば………名前なんだってば?
俺はうずまき ナルトって言うんだ」

「ん?俺は赤志ユウジだ。
呼び方は何でもいいぞ」

「分かったってばよ、ユウジ兄ちゃん……」

兄ちゃん………兄ちゃんか………。

「まぁ、それでいいか。
早速だが、荷物を取りに行くぞ?
お前さんの着替えとかが無いからな」

「おう!」

こうしてうずまきナルトは俺と住むことになった。

後にこの少年が物語の主人公であると知って驚くのは言うまでもなかった。
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