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東方魔法録〜Witches fell in love with him.
39 愛想〜She is very cute.
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5日振りに感じる明希の温かさ。はぁ…満たされる…。抱き合うだけでは満足出来ず、お互いの存在を確かめ合うように激しく唇を貪った。
「はぁむ…!クチャ…じゅるっっ…ぷはぁ!」
「はぁはぁ…。さ、こんなとこにいないでさっさと紅魔館に帰ろう」
明希は鎖を切って私を自由にする。
「ん」
私は明希の首に手を回した。
「パチュリー?帰るよ?」
「……たくない」
「え?」
「離したくない。今日は絶対に離さない」
ぎゅっと腕の力を強くして引っ付く。
「あーっと嬉しいんだけどちょっと飛びづらいなーなんて…」
「や」
「ぐふぅ!?」
ぱちゅりーの あまえる こうげき!
あきは さらに めろめろになった!
あきの りせいは ほうかいすんぜんだ!
「あー!もう!可愛いなー!」
明希は私をぎゅっと抱き締め返してうりうりと頬を擦り寄せたあと、私を抱き締めたまま飛んで紅魔館に向かった。
「私はガン無視ですかそうですか仕方ありませんよね。でももう少し私の存在を気にしたっていいじゃないですかー!」
洞窟の中で美鈴の叫びが響いた。
二人と一人は紅魔館にたどり着き、レミリアと小悪魔とひとしきり無事を喜びあったのは夕方。
人狼の返り血と汗と埃のせいで明希とパチュリーの身なりが汚くなっていると言うことで着替えることになった。のだが…
「ちょっとの間我慢してよ。髪がベタつくのは嫌だろ?」
これから着替えるというのにパチュリーは何時までたっても明希を離す気配がない。
宣言通り、今日は明希を離さないつもりでいるらしい。
「ねぇ、明希…。私…もう我慢できないの…」
抱きついたまま、パチュリーは潤んだ瞳で明希を上目使いで見つめる。その目は何処か扇状的で熱を帯びていた。
「体は水の魔法を使ってここで洗えばいい。それに今日はもう服なんて要らないわ」
パチュリーは目をそのままトロンとさせて片足を明希の足に絡み付かせながら甘く、魅惑的な声でトドメの言葉を溢した。
「明希…シて?……きゃ!」
明希はその言葉を聞いた瞬間、パチュリーの服を素早く剥ぎ、自らの服も脱いで二人とも産まれたままの姿になると、明希は水の魔法を使って瞬時に体を洗った後にパチュリーをベッドに押し倒した。この間、わずか30秒。
「嬉しい…」
パチュリーはベッドに押し倒されたまま言った。
「ああ、今夜は寝かせないから覚悟しろよな」
「うん…♪」
「あれ?何してるんですか?これ以上覗いては駄目ですよ。パチュリー様と明希様に怒られてしまいます。前にパチュリー様は仰ってました。こう言う時は
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