暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
マクロスF
0677話
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、この世界とは全く違う世界の技術で作られた機体だ。色々と新しい発見や着想があるのは間違い無いだろう」
「……ASRSくらいならこっちの世界でも有用かもしれないが、他の技術については思いつかないな。それでもいいのなら提供しよう」

 PTのような人型機動兵器がメインの俺達の世界では、戦闘機は既に殆ど活躍の場は無い。それだけに、戦闘機に対する技術的発展もないんだよな。これが、カリオン辺りならまだテスラ・ドライブとかで新発見があったかもしれないが。

「ASRS?」
「ああ。まぁ、いわゆるステルスの一種だな。これに関しては、恐らくこの世界の物よりも優秀だと思う」
「……もしそれが本当なら、かなりの利益が出るだろうな」
「生産性も問題になるだろうが……提供する事を前提に話しているが、構わんかね?」

 ジェフリーの言葉に頷く。

「ああ、俺としてもこれから命を預ける機体の性能が低いというのは何かあった時に色々と困るしな」
「そうか、そう言ってくれると助かる。こちらとしても、アクセル少尉に譲歩して貰った以上は可能な限り手を尽くそう。VF-25Sだけではなく、オプションパックに関しても手配出来るようにしておく。オズマ少佐」

 ジェフリーの言葉に頷くオズマ。

「アクセル、なら早速だがこれから戦闘機と輸送機を引き渡して貰いたい。構わないか?」
「ああ、こっちとしては空間倉庫から出すだけだからいつでも構わない」
「なら付いて来い。さすがにここで出す訳にもいかないしな」

 オズマの言葉に従い、ブリーフィングルームを出てそのまま通路を進んで行く。やがて到着したのは、当然のように格納庫だった。

「お前から受け取った戦闘機や輸送機に関しては、出所を隠した上でL.A.Iに引き渡して分析する事になると思う」
「L.A.I? そこは確かルカの……」
「ああ。ルカがうちに所属しているだけあって、S.M.SとL.A.Iは関係が深いんだよ。それに、VF-25とかについてもL.A.Iがメインとなって開発したのを思えば、技術力は保証付きだ。機体の解析に関しても、全く問題無いだろう」
「俺としては機体の提供だけだから、そっちで納得出来るんなら問題無いけど……言うまでも無く、俺が所持しているのは1機ずつだからな? 下手に壊したのでもう1機提供して下さいとかL.A.Iの方から言われてもどうしようも出来ないぞ?」
「ああ、その辺についてはこっちで上手くやっておく。お前は気にしないでいい」

 そんな風に話ながら格納庫の中を進み、やがて空間的に余裕のある一画へと到着する。

「ここなら大丈夫だろう。まずは戦闘機から頼む」
「了解した」

 オズマに答え、脳裏のリストからソルプレッサを選択。すると次の瞬間には俺の右手に触れた状態のまま唐
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