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改正版 後悔先に立たず、後に立つべし
31話
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いきません。元々、作戦確率は低かったがここに来て、戦力の増強が見込めるチャンスは逃せないんですよ、カザハラ所長。」
「それは・・・。」
「いいですよ、カザハラ所長。その条件をのみましょう。こちらの条件を飲んでくれるのなら。」
「聞かせて貰おうか、こちらに飲める内容ならワシが保証しよう。文章にして、カザハラ所長を立会人になってもらおう。」
「か、艦長、よろしいのですか?」
「構わん。何かあれば、ワシが責任を取る。それで、条件とは。」
「拘束できるのは、作戦内だけとしてください。」
「よかろう。ただし、その後も何かあれば、交渉させてもらえんか。」
「いいですよ。もう1つは技術の一方的な接収はしない事です。」
「わかった。技術交換という形がとりたいのだな。それも認めよう。」
「弾薬などの補給はそちら持ちとする事以上です。」
「本当にそれでよいのか。」
「ええ、それでかまいません。」
「全て飲もう。文章を作製してくれ。」
「わかりました。」
 
 そう言って、アヤ大尉が外の出ていき、しばらくして、1枚の契約書を持って来ました。
 その契約を読み、間違いない事を確認して、私はサインしました。
 それに続き、ダイテツ艦長がサインし、私はダイテツ艦長と握手して交渉が終了しました。
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