31話
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そう言って、アーニャは部屋の外に出ていきます。
そして、服を着替えて、ふとステータスを確認すると精神コマンドに直感が増えて、サイコドライバーのLVが1上がっていました。
そして、今までSP回復の横には何もなかったのに予知が付いていました。
スーパーロボット大戦なら気力が130を超えたら、回避力が30上がるのですが、実際どうなるのでしょうか、ビスマルクの様にわずか先を見ることが出来るようになるなどの色々なパターンが思い浮かびます。
これから検証する必要があるでしょう。
いえ、それ以前に発動条件から考える必要がありますか。
気力130以上で発動するのなら、先ほどの戦闘中に発動してもおかしくはないのですから。
それよりも、今は交渉の事を考えなければいけないでしょう。
それと、マサキの追及をかわす手段も必要でしょうね。
そんな事を考えながら、私は着替え終え、外にいるアーニャと合流して、格納庫に行きます。
そこではすでに、ジェイル、ロイド、セシルさん、リョウ、ユキヤ、アヤノ、カザハラ所長の合計7人が待っていました。
そして、私が着くとセシルさんが声を掛けてきました。
「戒君、交渉には誰が赴きますか。」
「そうですね。私は確実に行かないといけないでしょう。そうなるとアーニャは着いて行くというでしょう。それにもしも、脱出する事になっても私の次に身体能力が高いので何とかなるでしょうから。後1人ぐらいでしょうか。」
「ああ、それなら、向こうにロバートと言うロボット工学者が居るのだが、是非にビルトラプターを改修した技術者と話がしたいと言ってきたんだ。ジェイルを連れてきてくれないか。」
「ほう、私にあいたいというのかね。」
「ああ、そのとうりだ。ビルトラプターにT−LINKシステムが付いていた。念動フィールドも装備されており、それを利用した武器も装備されていたそうだ。」
その言葉を聞いた瞬間、思考が着いて行かずに呆然としてしまいました。
「しかも、偽装も完璧でリュウセイが乗り込むまで、全くわからなかったとみんな驚いていたよ。」
「ジェ〜イ〜ル!どういうことですか!私、言いましたよね!余計な装備は詰め込まない様にと!」
「落ち着きたまえ、カイ。私は単純に比較対象が欲しかっただけどよ。そのために、リュウセイとやらが乗るビルトラプターにちょっとした仕掛けを施しただけだよ。」
「それが、余計な事だと言っているんです!」
「その様子だと知らなかった様だな。という事はジェイルの独断か。」
「はい、私達は知りませんでしたし、何より、T−LINKシステムの知識がほとんどありませんから。」
「なるほど、しかし、ジェイルの奴ももう少し、周りの事を考えて行動すればいいものを。」
セシルさんとカザハラ所長
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