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美しき異形達
第十四話 幻の力その十
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んと婆さんから生まれた子となっている。
「だから薊ちゃん達にもよ」
「両親がいるか」
「間違いなくね」
「その親が誰か、ってことも重要だけれどな」
「けれどそういうことって言われないでしょ」
「ああ、孤児院の奴には誰もな」
 薊は裕香の今も言葉に彼女がいた孤児院の事情を話した。
「院長さんも誰も親のことは言わなかったよ」
「言ってどうにかなるものじゃないから」
「孤児院の決まりでそうしたことはな」
 どうなのかとだ、薊は裕香に話した。
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