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精霊使いの剣舞〜剣舞の女神《ヴァルキリー》〜
☆5  放課後の話
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わかったよぅ、言えばいいでしょ

「ご、ご褒美は、ぼ、僕を、一日、す、好きにしていい」

この内容はこの前彼女たちと話し合って出てきた結論だ、多分テンとペストは覚えてないけど。やっぱりこの台詞(セリフ)すごく恥ずかしい...

「なに!」               

「えっ!!」                    

ご褒美の内容を聞いた途端テンとペストの目が光った

「と、ということは、リンちゃんに『あ〜ん』してもらったり、一緒にデート行ったり、お風呂入ったり、ちゅーしたり、キスしたり、腕組んだり、ベットに入ったり、あ〜んなことやこ〜んなこと、〇〇〇〇〇や、〇〇〇〇や、〇〇〇や、〇〇〇や、〇〇〇〇をしてもいいんだよね!ふふふふふ...」

テンの言っていること後半からぜんぜんわかんない、しかも同じこと二回いってないか?一緒にお風呂?だめだめやっぱり言わなかったほうが良かった

「リンさんにメイド服、ケモミミ、巫女装束、包帯、シャツ一枚、裸エプロン、スク水、ビキニ、メガネっ娘、バスタオル、女王、目隠ししていすに縛り上げる、〇〇して△△、◇◇◇で**......いろいろなリンさんが。ふふふふふ......」

こ、怖い、ペストがこんなこと好きだなんて初めて知った。なんで裸エプロン?しかもバスタオルだけなんて...どこでそんな知識があるの?どこで覚えたの?ますます怖い
どうしよういますっごく不安になってきた、でもペンとペストが探してくれなきゃ、この子ずっと迷子かもしれない。なんで僕はこんなことに...

「う、うん。一日何でも言うこと聞くから早く探しに行って」

「よし!!リンちゃんのため、いま探しに行きます!!」

「はっ!私のしたことが!先に探し出すのは私だ!」

「違うよ!あたしだよ!」                

「いいえ私です!」

そんな二人を僕は泣きながら見送った

「絶対僕のためなんかじゃない   しくしく」

「...おねーさん...なんで泣いてるの?」

「君も大きくなれば解るよ」

ん?おねーさん?やっぱり僕のことだよね。僕はカミトより背が低いし、腕も細いし、仕草も女の子っぽいし、スカートはいてるし、昔家に来た貴族たちから可愛いお嬢ちゃんだと言われるし、もっと男の子らしくしたいよぅ

「...そうだ、おねーさんの名前...まだ聞いてない」

「僕の名前?僕の名前はリン、どのように呼んでもかまわないよ」

「...うん...じゃあ、リンねーちゃん」

「まあいいんじゃない」

と僕はキドと話しながら学院都市へと向かった


―――学院都市内―――

「ねえキド、おなか空いてないか?」

「ううん、空いて―――」


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