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魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
オリジナルストーリー 目覚める破壊者
オリジナル〜StrikerS 日常編
66話:海水浴だよ、全員集合〜!(PART2)
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何処からどう突っ込めばいいか、わかんないよ…」

諦めたらダメだ、なのは!試合終了になっちゃうよ!

「そ、そんなに美味しくなかったんですか…?」

そんな騒動の合間に、シャマルさんがテーブルの上のグラスを手に取る。勿論中身は入って―――ってまさかっ!?

「シャマルさん待っ―――」
「んっ……」










その後当然シャマルさんも倒れ、なんか大騒動に。
後からやってきた龍也は、その騒動の光景を見て―――

『なんてカオスな……』

とぼやいたそうだ。
























シャマルさんもカオルも意識を取り戻し、皆でまったりゆったりと夕食を楽しんだ。

その後は日の沈んだ浜辺で、花火大会と洒落込んだ。

「見よ、僕の六爪流≠フ花火の舞を!レッツパァリィィィ!」
「なんの、ならば俺は―――十爪流(ひゅっほうひゅう)≠セ!」
「士、花火を口に銜えるの危ないよ!?」

しかしやっぱり花火となると、多刀流遊びをしたくなるのは男の性。
カオルは親指と人差し指の間以外の指の間に一本ずつ、両手で計六本を。俺は指の間四つに加え、口で花火を外側に向けた状態で両側に二本銜えて、計十本だ。

いや、でもこれ…意外と熱い……
まぁ他に誰もいないのも幸いして、皆でワイワイと花火をやっている。

線香花火でどれだけ耐えられるかの勝負をしたり、ねずみ花火で皆を驚かしたり、数発のロケット花火をカオルに向けて放ったりと、夏の風物詩を満喫していった。

「最後に、主役の登場よ!」

手持ちの花火が切れそうになったその時、アリサがそう言って指を鳴らすと、何やら大筒らしきものと大きな玉を持った鮫島さんと、それらしい恰好をしたその他数名がやってきた。……っておいおい、まさか…!

「打ち上げ花火でも打とうってんじゃねぇだろうな?」
「その通りよ!花火のラストはこうでなくっちゃ!」

ほんとに打ち上げるつもりだったよこの娘!大丈夫なの、これ!?普通こういうのって資格とか何か必要だったりしない!?勝手に打ち上げちゃっていいの!?

「大丈夫、鮫島は色んな資格を持ってるそうだから」

アリサの言葉に反応して、セッティングをしている鮫島さんは親指を立てる。
流石バニングス家の執事!俺達にできない事を平然とやってのける!そこにシビれる憧れ―――ゴホンッ!さて、ネタは程々にして。

まずは一発目の花火が撃ちあがり、空に大輪の花を咲かせる。

「わぁ〜!」
「綺麗…!」
「三年前のこと、思い出すね」
「そうだね〜」

そう言えば、フェイトと会って間もないときに、フェイトとアルフの記念日に魔力花火を打ち上
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