暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
オリジナルストーリー 目覚める破壊者
オリジナル〜StrikerS 日常編
66話:海水浴だよ、全員集合〜!(PART2)
[3/7]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
。合計で43点、一気にトップ……と言っても、まだ二組目だが。



三チーム目ははやてと龍也という異色の組み合わせ。まぁちょっとした余りものズと言ったところだ。
最初に叩くのは龍也。こちらもアリサ達と同じようにするつもりらしいが……

「龍也、お前ハンデとして片手でやれよ」
「………」

回りは女子ばかりなのだ、ハンデぐらいあっても―――

「はっ!」
―――ボカッ

………うん、まぁ一撃だったな、うん。見事に割れてる。
点数は8・7・9の24点。個人最高のすずかにはギリギリ届かず。

「おっしゃ〜、頑張るで〜」

お次ははやて。肩を回しながら定位置に着く。
龍也の適切な指示もうまく働き、はやても一撃でスイカを砕く。6・7・6で19点、合計で43点で第二チームと同一1位となった。



最後のチームはヴィータ、シグナムのベルカ騎士組。最強候補筆頭だ。
最初にヴィータ。しかしやはりこのチームは歴戦の勇士だ。ハンデとして回転数はなのは達の倍、棒は片手で持つ事、そしてサポーターによる指示もなしという事にした。

だが、そのぐらいで揺らぐベルカの騎士ではなかった。

「これぐらいの回転、私は慣れっこだ」

そう、ヴィータは元々攻撃パターンの中で回転することもあり、倍にしたぐらいじゃ全然効いてない風だった。

「うぅりゃぁああ!」

案の定ヴィータはふらつくこともなく辿り着き、しかも回転してから叩くという大技をもやってのけた。
スイカは見事に割れ、点数は9・8・9の26点と、見事にすずかを超えて個人最高記録に。

しかし、それ以上だったのはシグナムだった。

「……門寺、本当にこの棒を使っていいのだな」
「ん?まぁ規定内の長さだから、大丈夫だと―――」
「わかった」

そう言ってビュンビュンと片手で棒を振るうシグナム。
美由希さんはさっきのヴィータの事もあり、倍以上にシグナムを回した。

「ふぅ〜……」

何やら呼吸を整えて気合を入れているようで、シグナムはゆっくりと…しかしまっすぐにスイカの元へ向かう。何故か足元はふらついていない。何この二人、ちょっとおかしくね?

そして、その時はやってきた。

「はぁ〜…」

スイカの前に辿り着いたシグナムは、今度は息を吐き、ゆっくりと棒を掲げる。
残り三十秒と言ったところで、一気に棒を―――

「はぁっ!」
―――斬っ

…………あれ、何か効果音が違う気が……

そう思った瞬間、スイカは見事に真っ二つとなり、ビニールシートの上に転がった。
その断面は……まるで包丁で切ったかのような、綺麗な断面だった。

「ふむ……目隠しというのも、面白いものだな。今度この状態で訓練をしてみようか」

ヤバい
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ