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ウィザード外伝-仮面ライダーサマナー-〜指輪の召喚師〜
怒りの召喚
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てしまう
『まさかゲートだったとはなぁ…コイツァは一石二鳥って奴だ…!!』
「黙れ」
『え?なんだって?』
「…お前はそのドブに長時間浸かった様な汚い足で…踏み入れてはならない領域に踏み込んだ…挙げ句、グシャグシャに踏みにじった…。」
[Shavaduvi Touch Henshin〜♪Shavaduvi Touch Henshin〜♪]
「…許さん…お前の様な怒りを通り越して殺意しか沸かないような奴…心底、許さん…!!」
[Shavaduvi Touch Henshin〜♪Shavaduvi Touch Henshin〜♪]
「…変身…!!」
[Change…Now]
[CONNECT Now]
銀嶺は静かに、そして苛烈なまでに沸き上がった確かな怒りを爆発させながら、サマナーへと変身…同時にヴェルサイザーをコネクトリングを介して取り出した
『ハンッ…召喚師ィ…!オメェーはただ喰い殺すだけじゃ飽き足らねー…グール!!』
『『『ギギギギ…』』』
マカラはおもむろに取り出した石ころに似た奇妙な物体を地面に投げ捨てるとその石ころ…否、魔石は瞬時に全身がヒビ割れた岩で出来た身体を持った悪鬼の様な怪物…ファントムの使役する下級ファントム・グールに変化した。何十体もの夥しい数のグールは槍を構えながらサマナーを全方向から完全に包囲する。
『まずは全員でミンチよりもひでェ状態にしてやる!腸とかよォ…タマ○ンとか引っ剥がして、脳味噌擦り潰してそれ全部掻き混ぜたものをストローでズルズル啜ってやるぜェッ!!』
マカラはどうやらグール達と共にサマナーをリンチにし、グロい最期を味あわせてやろうと目論んだようだ…人数の関係か、余裕タップリにそのような下劣なプランを晒け出したが…。
『ふーん…あっそう、そういえば、忘れてたな…』
『ああん?なんだその落ち着きようは!?それが殺される奴の態度か!!』
『先程の戦いでは見せそびれたが…今、教えてやるよ、何故ボクが召喚師(サマナー)という肩書きなのかをなッ…!!』
[CALL Now]
サマナーはこの不利な戦況に怯えるどころか逆に妙に落ち着いた様な、むしろ呆れた様な反応をしたためマカラはイライラしながら野良犬の様に食ってかかるが…この時サマナーはある指輪を嵌めてサマナードライバーにタッチし、その効果を発動させると手に携えていたヴェルサイザーの鐘(ベル)が自動的に激しく揺れて盛大に音を奏でた。
『またお得意の手品か?マヌケが!どう足掻いてもテメェは死ぬんだよ!ギャハハハハハ…お?』
『『…』』
単なるハッタリだろうと思い笑い飛ばしたマカラがふと振り向くと背後に一切の音も立てずに突如…新手のファントムが二体
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