YES!ウサギが呼びました!
[4/4]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き
同士のゲームを除けば、それぞれの期日内に登録していただければOK!商品街て商店が小規模のゲームを開催しているのでよかったら参加していってくださいな」
「.....つまり『ギフトゲーム』は世界の法そのもの、と考えてもいいのかしら?」
お?と驚く黒ウサギ
「ふふん?中々鋭いですね。しかしそれは八割正解の二割間違いです。我々の世界でも強盗や窃盗は禁止ですし、金品による物々交換も存在します。ギフトを用いた犯罪などもってのほか!そんな不逞な輩は悉く処罰します───が、しかし!『ギフトゲーム』の本質は全く逆!一方の勝者だけが全てを手にするシステムです。店頭に置かれている商品も、店側が提示したゲームをクリアすればタダで手にすることも可能だということですね」
「そう。中々野蛮ね」
「ごもっとも。しかし"主催者"は全て自己責任でゲームを開催しております。つまり奪われるのが嫌な腰抜けは初めからゲームに参加しなければいいだけの話でございます」
再び挑発する黒ウサギ
黒ウサギは一通りの説明を終えたのか、一枚の封書を取り出した
「さて。皆さんの召還を依頼した黒ウサギには、箱庭の世界における全ての質問に答える義務がございます。が、それら全ての質問に答える少々お時間がかかるでしょう。新たな同士候補である皆さんを何時までも野外に出しておくのは忍びない。ここから先は我らのコミュニティでお話させていただきたいのですが.........よろしいです?」
「待てよ。まだ俺が質問してないだろ」
十六夜が声を上げる
「ああ、俺もだ」
リュウガも声を上げて立ち上がる。その真剣な眼差しは黒ウサギはすこしだけ淀む
「......どういった質問です?ルールですか?ゲームそのものですか?」
「そんなものはどうでもいい。腹の底からどうでもいい」
「ああ、そんな下らないことなんかどうでもいい」
十六夜とリュウガは視線を交わす
───この世界は......面白いか?
───黒ウサギのスリーサイズは......幾つだ?
「─────」
十六夜の言葉への返事に他二人も待つ
「YES。『ギフトゲーム』は人を超えた者たちだけが参加できる神魔の遊戯。箱庭の世界は外界より格段に面白いと、黒ウサギは保証いたします♪」
黒ウサギの返事に、リュウガを除く三人は満足したようだ
「...」
リュウガは呟いた...
俺への返事は?結構重大なのだが
結局、女性のスリーサイズを正確に把握する能力を夢幻の能力で作り、事なきを得た
最も、返事は女性陣からの冷たい視線だったことをリュウガは知らない
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ