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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第412話】
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るかもしれないがそれ以上は流石に不味すぎる。
「……昔の歴史を紐解けば、兄妹でえっちしてる所もあるよ?」
「ぅ……、た、確かにそうだけど……」
美冬の指摘に、古代エジプトやら昔の神々の名前やらが脳裏に過る。
美冬の熱っぽい視線はそのまま、何度か頬に口付けを落とし、室内にリップ音が鳴り響く。
その行為一つ一つが、また俺の思考を麻痺させていく――だが、ふと視界に時計が見えるとそろそろ午後の九時半を回る所だった。
「み、美冬……そろそろ戻らないと、いくら兄妹でも懲罰部屋に行かされるぞ?」
「え? ……もぅこんな時間かぁ。 ……お兄ちゃん、今日はもういいけど……つ、次はするからね……? 黙ってればバレないんだし……」
「……っ」
口元に人差し指を立て、悪戯っぽく微笑みウィンクする美冬。
押し倒されたままの状態で、美冬は軽く触れる程度の口付けをすると上体を起こし、そのまま俺の上から降りるとシワになったジャージを正す。
「じゃあお兄ちゃん、明日の夜早い時間にまた来るからね?」
「え、ちょ、ちょっと――」
「……行くからね?」
何故か威圧感あるプレッシャーを放たれ、思わず頷くと満面の笑みで美冬は――。
「うん! じゃあお兄ちゃん、おやすみなさーい」
「あ、あぁ……」
手をヒラヒラ振り、部屋を後にする美冬。
既に俺の脳裏には襲撃事件の時の事は過らなく、代わりにラウラのフェラと美冬のさっきの言葉ばかりが過る。
大変な事になった……そう思っても仕方なく、もしあのまま黙っていたら下手すると過去最強の兄妹喧嘩で口を訊いてもらえなくなる可能性もあったし――その前に擽り地獄が待ってるが。
……エロ本の中か創作の世界での話かと思ったのに……だが、不思議と拒否反応を示さない辺りはどうしてなのか答えがわからなかった。
双子だが、俺と美冬の共通点って少ない気がする……一卵性ではなく二卵性だからだろうか?
――考えても答えが出ることは無く、部屋の明かりを消すとベッド脇に備わったランプの明かりだけが部屋を照らしていた。
美冬が一口飲んだココアに口をつけて俺も飲む――。
「……ココア、苦手だな」
そう呟き、簡易台所に入れたココアを捨て、カップを洗うと俺はベッドに大の字でダイブし、寝転がる。
キャノンボール襲撃――だがそれ以上に、俺の記憶に残ったのはラウラにされたフェラチオだった。
思い返すと夢だったのではないかと思うも、未だに欲望の塊にはラウラの咥内の滑り具合と温かさ、唇の柔らかさが鮮明に思い出され思わず再度突起してしまう。
不意に眠気が襲い、瞼が重く感じるとそ
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