ぷろろーぐ 提督着任!
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、電ちゃんだなんて……/// じゃ、じゃなくってえっとですね、ユウキちゃんの言葉がサッパリ聞き取れませんでした……」
「あっ! 忘れてた! ユウキちゃんは普通に喋ったりはするけど、常人よりも声の音量が低すぎて全く聞こえないんだよね!」
「そうなのですか…… でも、アリス提督は分かるのですね?」
「当たり前! だって双子だもん! まあ、私の方が妹だけど!」
「へ、へぇ…… そうなのですか…… あれ、ところで……?」
電ちゃんは首を傾げて、私とユウキを交互に見ると、それから恐る恐る質問した。
「提督って、二人も着任出来る……のですか?」
彼女がそう言った瞬間。ヒョォォォォっという、音を立てて一陣の風が吹く。
私は彼女の問いに、「ふっ……」っと笑い、それからユウキの華奢で小さな手を取ると、サッと振り向いた。
それからバッと長い金色の髪をかきあげて、coolに台詞を決める。
「さぁ! ユウキ! 早速母艦の探検よ!」
「えぇぇぇぇ!? 無視なのです!?」
後ろで、電ちゃんの悲痛な叫びが聞こえた気がしたけど、私は華麗にそれをスルーしてユウキを連れて走るのだった。
こんな感じで、我が提督ライフな日々がここから始まる……
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