暁 〜小説投稿サイト〜
明日の日記
そろそろ
[3/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
の質問にさっき「ラン」と呼ばれた女性が反応する

「 なんですか? 大丈夫ですか? 何かありましたか? 」

「 いえ、そんな一気に聞かれても・・・ 」

「 あっ、そうですよね。ごめんなさい
  しかし、話し方が他人行儀って事は、このレンは過去の意識みたいです 」

「 過去かー、未来だったらなぁ  今回はダメだなこりゃ 」

「 そんなこと言わないで、きっと過去のレンも何かいい知恵をくれますよ! 」

「 ほう、じゃあレン! 」

「 はい・・・ 」

「 今俺達は神界順位3位のガガザっていうアウトレンジ特化型のむさいおっさんと戦ってるんだが
  相手の姿を捉えることもできてねぇ! おまえならどう戦う? 」

「 ・・・僕なら戦いません 逃げながら罠を仕掛けてそれに引っかかるのを待ちます 」

と言うと、コウとランが顔を見合わせた

「 ・・・ほんとにこいつは過去から来たパターンなんだよな? 」

「 ええ、そのはずですが 」

「 今回は何かまともな事言ってるな? 」

「 そうですね。いつもはビビッて何も言えないのに 」

いつもの僕って・・・何か心外だなぁ
たまにはいいこと言いますよ?
ていうか何? なんなのこれ?
まぁ分かっていますよ。この感じは高確率で夢オチなんだって



信じてますよ、夢だって



ええ、きっと夢ですとも・・・・・





---------------








【 レン視点 】


話は大体分かった
とある女神様に集められたチーム(僕たち)と、別の神様の絶対的エース1人のハンデバトルの最中
僕たちは合計4人 そのうち僕を含む3人はキャリア3年目のニュービー
あと1人はかれこれ20年の実績を持つエリートらしい

「 勝ったら? 」

「 もし勝利した場合は、相手の装備のどれかひとつを獲得することができます 」

「 なんでも? 」

「 はい、何でもです。例えばガガザを倒した場合、かの有名な『 亞剣 』とか
  『 招風ノ鎧 』などを奪うことができます 」

「 有名なんですか? 確かに強そうな感じはしますけど・・・ 」

「 どちらもレア度☆☆☆☆☆ですからね。 持ってたら家宝にするのももったいないくらいです 」

レア度は☆5コでかなり高いのか、この世界の価値観が少し分かった気がする
そもそもこの世界とか言っちゃってるけど、間違いなくここは日本だ
・・・日本語の標識とかあるし
と言うことは、変化したのは時間か。
過去か未来か、ってなるとさっき『 このレンは過去から来た 』って言ってたから
ここは未来って事になるのか。 なるほどー・・・


[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ