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妖精の義兄妹の絆
ブレインVSジュラ
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ドゴゴゴ ドガッ ガッ ドゴォガッ ズガッ

ジュラは足元の土を固くしてブレインの魔法を防いだ。
「おおっ!!!」

シュバッ

「かかったな。」
ジュラが攻撃を防いでいた間にブレインはジュラの背後を取った。
「やばっ。」
「常闇奇想曲“ダークカプリチオ”!!!!」

ギュオッ

ブレインは螺旋状に巻かれた魔法を放つ、が、

ぐわん

「曲がった!!?」
それを素早く察知したジュラは土を曲げ防御する。

ズガッ

「無駄だ!!!常闇奇想曲は貫通性の魔法。そんな岩ごと貫いてくれるわァ!!!!」
常闇奇想曲はジュラの岩を削りながらジュラに迫ってきている。

ズゴォ

「!!!」
とうとう、岩を貫いてジュラに襲いかかってきた。だが、ジュラはそれさえも冷静に対応する。
「ふん!!!」

ぐにゃ

ジュラは岩を再度曲げ、常闇奇想曲の軌道を変えたのだ。
「「!!!」」
「!!!」
軌道を変えられる事を想定していなかったブレインは驚く。
「はァ!!!!」

ばっ

ジュラは防御に使った岩を砕き、ブレインへと投げつける。

ドガガガガッ ガガガッ


ドガッ

「ぐおっ。」
さらに投げつける。

ガコォ

「がっ。」

ドガッ ゴッ ガコッ

「はぐ。」

ガシン ガシン ガシン


「な、なんだ、これは…!?」
ブレインに投げつけられていた岩はブレインにまとわりつき、やがてブレインは岩に閉じ込められた。

ズゥーン

「岩で閉じ込めちゃった…。」
そして、ジュラは魔力を手中させる。そして、








「覇王岩砕!!!!」

ドゴゴゴゴゴゴゴ

「うああああっ。」
ブレインを包んでいた岩が激しく爆発し、ブレインに決定的なダメージを食らわした。
(「リオンが“さん”付けで呼ぶ訳だ…。」)
ここにいる者がジュラの強さに驚いた。

ドッ

「やりやがった!!!こいつ、六魔将軍のボスだろ!?」
「あたしたち勝っちゃった!!!」
「さぁ、タクヤ殿たちのギルドを狙う理由を言え。」
ジュラは倒れているブレインに問いただした。
「ねぇ…、これ、止めればいいんじゃない?」
「オレの為にも…ぜひ…。」
だが、ブレインはその事に関してなにも言わず、別の事を呟いている。
「ま、まさかこの私が…やられる…とは……。ミッドナイトよ…後は頼む…。
六魔は決して倒れてはならぬ…。六つの祈りが消える時…スゥゥ…あの方が…。ガクッ」
そう言い残してブレインは気を失ってしまった。
「あの方?」
「つーか、こいつの顔…今、模様が1コ消えな
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