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トワノクウ
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第二十七夜 あをにあし(三)
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ても、私も命を留める力を授かった。できるならこの人にずっと学びたい)

 家庭教師だった鴇時以来、他人から学びたいと願ったのは梵天が初めてだ。

 まだ先行きは分からないから、この気持ちは大切に胸にしまっておこう。
 そしていつか梵天に打ち明ける日が来た時、彼が萌黄のように笑って受け入れてくれればいい、とくうは思った。



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