課外学習の変体刀
平凡ないつも通りの日常
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私が正門に着くと既に二人の役員が待っていた。
「おはようございます」
「「おはよう」」
そこには椿姫さんと瑞希が来ていた。
椿姫さんは綺麗な長い黒髪をたなびかせていた。メガネのおかげでクールなのが余計に際立ち、見た目でも分かるほどだった。本当に尊敬する美人な先輩だ。
その椿姫さんは私の方を見て軽く挨拶をしてから、いつも通り登校してきた生徒に挨拶をしながら服装の確認をしていた。
あっ!メガネが光った!と思ったらすぐに椿姫さんは飛んでいき、服装が乱れている生徒に注意をしていた。
『生徒会に咲く3本の大和撫子』の1人である椿姫さんはいつも周りに厳しく自分にも厳しい人です。
ちなみに、3本の内2本は会長と椿姫さんだ。
では、3本目は誰なのかというとすぐに説明しますね。
月丘 瑞希 。シトリー眷属のビジョップであり、かなりの力のあるドラゴンの宿っているセイクリッドギアを宿している。
戦闘能力がかなり高いのだけども、本人は自分で戦うよりは研究や開発の方が好きで、かなり協力な武器を作ったりもしている。
そんな優秀な人なのだが、かなり残念な部分がある。
それは女装癖があることだ。
最初は会長のお姉さんに無理矢理着せられていたらしいけど、どんどん周りの人間も調子にのりはじめて、最初は眷属が悪ふざけで着させていると、次に椿姫さん。最後には会長までが彼に女装をさせるようになり。会長権限により彼は学校でも女子の制服で過ごすようになった。
しかも、彼はすごく女性服が似合うのだ。
本人は自覚が無いのだが周りの人間は時々彼が男だと言うことを忘れてしまいがちだ。
彼はそのせいで男子にトイレに入っただけで悲鳴をあげられ。体育の授業の着替えは彼だけ別室で。更にはウチの眷属のガチレズの人にすら襲われそうになるほどだ。
彼と会長と椿姫さんを入れて3人が『生徒会に咲く大和撫子』という事なのだが、男子に負けているのかと女子の眷属はため息をこぼしている。
はぁ〜。何とか男にくらいは勝ちたいものだ。
「おはよう巡!」
元気よく私に挨拶をしてくれたのは匙君だった。
匙 元士郎君。昔少しヤンチャをしていたけど今は改心して会長の元で粉骨精神で働いている働き物。
ちなみに、会長の事が好きなのだが会長には振り向いてもらえてない。
眷属全員で応援はしている。がんばれ匙君。
「好きあり!巴柄!」
突然、私の胸を誰かに激しく揉まれた
「うむうむ、相変わらず巴柄の胸は良いね。贅沢をいえば椿姫さんのとかを揉みたいけど。まぁ、今日はこの辺で我慢しておくかな」
「何をふざけた事を言っているんですか!何で私はいきなり胸を揉まれなきゃいけないんですか!」
「そこにおっぱいがあるからよ!」
何だか頭が痛くなってきた。
花戒 桃さん。私たちの眷属
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